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【気づき】Vol.0862(2010年11月29日発行のブログより)

INTERIOR TREND SHOW

クライアントの招待で、
東京ビックサイトのJAPANTEX INTERIOR TREND SHOWに行ってきた。

オーダーメイドのインテリアの関連会社が集うイベントだ。

幸い、クライアントのブースは大盛況でひっきりなしに人が集まってきた。

社長も社員もご機嫌だった。

遣り甲斐があるというものだ。

インドや中国からも出展企業があったのだが、
とても面白いことに気づいた。

接客の概念がまったくないのだ。

な、な、なんと、・・・多くのお客さんが目の前を通っているというのに、ブースのど真ん中の接客テーブルで社員がくつろいでいる。

それだけではない。

宅配ピザをむしゃむしゃ食べていたり、
弁当を拡げて店員同士で談話している。

誤解してはいけない。

店員同士が、である。

もちろん、お客さんはまったくおらず、
同じ会場にもかかわらず別の空気が漂っているのだ。

僕はこういうのが放っておけない質なので、
興味深々で何度もそうしたブースの前をうろうろ往復した。

でも、まったく眼中にないといった顔で、
店員同士が大笑いして盛り上がっている。

高額な料金を支払ったのはいったい何のためなのだろう・・・
ひょっとしたら料金免除なのだろうか。

でも、旅費交通費まで面倒みてもらえまい。

実に興味深い。

接客がなっていないという問題ではない。

そもそも根本的に価値観や人生観が違うのだ。

ひょっとしたら、日本が少数派なのかもしれない。

インドや中国が多数派なのかもしれない。

多数決を取ったら完敗なのは言うまでもない。

僕は思った。

中国ビジネスというのは、
こうした人たちを知ることなくしては成功できないと。

同時に、もっと日本を誇りにすべきだと思った。

日本は凄い国だ。

手先が器用で勤勉で嘘をつかない。

さすがに人材が資源なだけはある。

世界が日本に屈服し、教えを請う時代は遠くないとさえ思っている。

言うまでもなく、米国は200年少々の歴史の国だ。

100m全力ダッシュやパワースポーツには強かったが、
⻑距離⾛では⻭が立たない。

これから日本の時代だというのは、黄河文明から西に向けてスタートした、文明の歴史を地理的歴史的に見ても理にかなっている。

 追伸.

黄河文明からスタートして、
地球⼀周していよいよ日本というのがドラマチックですね。

...千田琢哉(2010年11月29日発行の次代創造館ブログより)

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