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【千田琢哉の頭脳】Vol.0604(2010年9月30日発行のブログより)

21世紀は価値観のパラダイムシフトが起こるのはもちろんのこと、経済が不安定になるのは目に見えています。資本主義の崩壊を叫ぶ学者やアナリストは多いですが、次の時代はどのような価値が重んじらると思いますか?年金問題や預金封鎖など煽られるとどうしても不安になってしまいます。

(秋田県・会社員・Dさん・男性・53歳)

石器時代は、いかに獲物を獲得するかが決定打でした。

戦国時代は、武術や何万石のリーダーか、
といった腕力、勢力が決定打でした。

20世紀は、どれだけお金持ちか、というのが決定打でした。

もちろん、間には元禄文化や化政文化といった文化が栄えて、
その時代は藝術的なセンスが評価されたこともあったでしょう。

それぞれ決定打はコロコロ変わってきたわけですが、ベースは同じです。

それは、

「性欲をいかに満たすことができるか」

です。

人類が始まって以来、常にこのベースは、揺るぎないものです。

あらゆるものは、もとを辿れば性欲を満たすためにつながっているのです。

男性は女性に何で評価されるかによって、磨くものが変わってきます。

お金の力であれば、その国の経済力は見る見る発展していきます。

イケメンだったら、眉のテンプレートやプチ整形が流行ります。

ちなみに、香港に行ったときに
若い女性たちに直接インタビューしてみたら、

「美味しいものを食べさせてくれる人」

「エリート」

と口を揃えてお洒落な回答が返ってきました。

露骨にお金持ちと言わないところがミソです。

中国もインドも欧米も日本以外は全部露骨にいい学校を出た人を
ストレートに尊敬します。

あと、米国の男性は、全員筋トレをしています。

デブとガリは絶対にモテないからです。

マッチョがモテるのではありません。

マッチョはほんのスタートラインなのです。

日本人の一般男性のほとんどがフリーウエイトでベンチプレスをやると
60kgなんて絶対に正式なフォームで上下できません。

米国では100kgオーバーなんてザラです。

女性がそれを求めているからです。

米国でヘナチョコは子孫を残せる可能性すら減ってしまうのです。

これからの日本がどうなるのかは、
女性たちが何を求めるのかにかかっているのは、
何も経営に限らず、日本経済も政治経済も同じなのです。

残念ながら性欲を満たせない人は、
お酒に溺れたり、ドラッグに溺れたりするのは世界共通です。

お酒やドラッグ以外でハイになれるものを仕事にできる人は成功します。

性の衝動を仕事に変換できる人のことを、人は天才と呼びます。

膨大な作品を生み出す画家や作家は性衝動を変換できたからです。

偉大な組織のリーダーも同じです。

もちろん、モテますしお金持ちになって幸せになる可能性が高いです。

...千田琢哉(2010年9月30日発行の次代創造館ブログより)

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