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【千田琢哉の頭脳】Vol.0559(2010年8月16日発行のブログより)

現在勤務している会社は大企業です。社内は出る杭は打たれるような社風であり、やる気が失せてしまいます。自分としては、バリバリ働いて社内最短出世をしておきながら、30代のうちに起業したいと思っています。このままぬるま湯に浸かっていると野生の本能が鈍ってしまうような気がして心配しています。『20代で伸びる人、沈む人』(きこ書房)は今の私にとって、バイブルであり、心の支えです。

(福岡県・会社員・Uさん・男性・26歳)

出る杭は打たれるのではありません。

単に、実力がないから打たれるだけのことです。

ここを勘違いしている甘ちゃんは非常に多いです。

実力があれば、打たれることはありません。

自分で出る杭と思っている人のほとんどは勘違い甚だしいです。

単に実力不足だからバカにされているだけなのに
ある意味超プラス発想です。

でもこのプラス発想は間違っています。

たいていは両親から甘やかされて育てられた甘ちゃんです。

特に父親が甘ちゃんだったのです。

情けないことです。

20代でも実力があれば、必ず認められています。

嫉妬される程度の実力では、実力がないのと同じです。

社内で僅差で1位を獲得している程度ではまだまだです。

2位の3倍差をつけて、ちょうどいい加減です。

それでようやく社外に通用します。

すべてにおいて3倍成果を出すことを目標にしましょう。

スピード3倍。

量3倍。

たったこれだけ続ければ、放っておいても質は3倍になります。

本当は質が3倍よりもスピード3倍と、量3倍のほうが
ずっと価値があるのですが、結果として質も3倍になります。

周囲から見て完全に1位になるためには、
2位の人の1.3倍の成績を残すことです。

すると周囲は1位と2位を並べて呼ぶことはしなくなります。

明確に1位であることを意識に植え付けることができます。

2位以下の人たちに、

「この人にはもう勝てない」

と戦意を喪失させるには、3倍の差をつけてあげましょう。

嫉妬する気もなくなって、楽にさせてあげられます。

それでも嫉妬している鈍感な人がいたら、その人が世間に抹殺されます。

これが世の中です。

...千田琢哉(2010年8月16日発行の次代創造館ブログより)

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