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【千田琢哉の頭脳】Vol.0479(2010年5月28日発行のブログより)

昨日(24日)mixiに取り上げられていた『Web本の雑誌』の記事の件です。千田さんの新刊について一晩でものすごい数の日記が集まっていました。各自が自分で感じたことを好き勝手に書き込んでいますが、私はそれらに目を通している途中でまったく別のことにハッと気づかされました。それはこうやって世の中に対してインパクトを与えていくのがマーケティングなんだな、ということです。小手先のテクニックではないんですね。ちょっと自分の会社経営に歪が生じていたのでその解決の大きなヒントをいただきました。そして同時にまだまだ日本の若者たちは元気だな、とわかってちょっと安心しました。今回も実に多くの気づきをありがとうございます!

(栃木県・会社経営・Oさん・男性・40歳)

ミクシィの件はおそらくこのことですね。

WEB本の通信社
~WEB本通信員が話題の新刊から世の中を読み解く!~

で今週24日(月)の夕刻に紹介されて一夜明けて
1000超の日記コメントが集まったと複数の方たちから
情報をいただきました。

私は未だかつてミクシィをしたことがないのでわかりませんが、
私が発信した情報で様々な意見が飛び交うというのは
実に喜ばしいことだと思います。

中には有名なコンサルタントの方にも
ブログで記事を取り上げていただいたようです。

私が発した情報をたたき台にして
あちこちで様々な変革(イノベーション)が起こるというのは、
私自身のミッションでもあります。

自分が思い描いているビジョンの入り口にも立っていませんから
まだ予備校生のような段階ですが、これからより強烈なイノベーションを
巻き起こしていきたいと思っています。

模範解答ではなく、1人ひとりが自分の頭で考えるために、
別の視点から光を当てます。

これはコンサルタントという仕事をしてきたことと、
そこで出会った命がけで経営をされている経営者、
そしてプロジェクトを一緒に取り組んだメンバーたちから
授かった賜物です。

別の視点から光を当てると、そこにみんなが集まり、
たたき台として様々な智恵が集まります。

中には考えもしなかったような方向へ議論が進んだり、
とてつもなく深掘りしてくれる人が出てきます。

あ、コイツはなかなか面白い光の当てかたをするな、
ということでそこに多くの人たちが集う。

そして知恵を出し合う。

古代ギリシアで行われていた哲学者たちのイメージです。

場をつくるとそこに人が集い、多くの人たちがたたき台について
とことん議論を交わす。

いい議論を交わすためにはいいたたき台が必要です。

これは会社の会議もまったく同じで、いいたたき台が提供できない会議は
発展性も乏しくなってしまいます。

20世紀は模範解答を求めてひたすら検索し続けて、
それを暗記する時代でした。

でもインターネットが浸透した今でもそれと同じことをしている人たちが
たくさんいます。

時代は変わりました。

21世紀は自分が模範解答をつくる時代です。

その模範解答をつくる作業には良質のたたき台が絶対に必要になります。

私はそのお手伝いをしたいと思っています。

人生の目的は、自由な発想でよりよいたたき台を提供し続けて
世の中にインパクトを与えていくこと。

その目的のための手段としての目標が95歳までに、
1000冊の本を世に出すということです。

...千田琢哉(2010年5月28日発行の次代創造館ブログより)

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