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身体測定の刷り込み

昭和世代であれば、学校で年に1度の身体測定が必ずあったと思います。
座高測定や上体反らしや前屈などが点数化されていました。
前屈でマイナス20cmでも行けば、同級生から歓声が上がって
スーパースター並みの扱いをされました。
この身体測定が小学生の6年間は続き、身体が柔らかい=健康優良児
と刷り込まれています。
しかし、身体が柔らかいことと健康は医学的な根拠が一切関係ありません。
その証拠に、現在の小学校で身体測定をやっている所はほとんどありません。

「180度開脚ができるようになりたい!」
「背中に手を回して組めるようになりたい!」
という生徒さんが多くいますが、何のためですか??と聞くと
「なんとなく健康になりそう」という回答が返ってきます。
プラシーボ効果はあるかもしえませんが、せっかくストレッチをするのであれば、しっかりとした科学的根拠があることをしていただければと思います。

ストレッチは、身体を柔らかくするとというよりは、各部位の連動性と滑走性を上げてリンパ液の流れを良くし、脂質や老廃物は排出するのと同時に正しい姿勢になるように調整して、身体の負担軽減をすることが目的です。
それを学べるのでストレッチ資格を多くの方が取得しています。






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