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ライブハウスの楽しみ方概論Ⅰ(偏見強め)

皆さんはライブハウスに行ったことはありますでしょうか。

コロナが落ち着き、ライブハウスに人が戻りつつある昨今。

まだ初めての人には、なんとなく「行きたいけど怖い」って思って足踏みしている若い方もいるんじゃないでしょうか。

自分も学生時代バンドをしてましたが、呼んだ友達が「雰囲気が怖い」といって帰ってしまったことがあり、悔しい気持ちでした。

そんな若者を対象に、ライブハウスに行けるようになるまでの、入門編として履修していただければと思います。

注意⚠️偏見・思想がひどい部分があります    
    攻撃をする意思はありません

①チケット購入

まずはチケットの購入からでしょう。

バンドやライブハウスのホームページから、チケットの購入方法を確認してみてください。

大体、イーチケとかピアで人とコンタクトを取ることなく購入できることがほとんどです。

ネットで購入できない場合、地方のアマチュアバンドは自身のバンドのX(Twitter)やInstagramでチケットの予約(取り置き)もしてると思います。

②チケット受付(最初の難関)

いよいよライブ当日。
初めてのライブハウスにドキドキしていることでしょう。
ただ、ここが1番の難関です。

基本的に受付やドリンクカウンターは無愛想です。スタッフがバンドマンだったりすると尚更です。
最近、設定としてあえて塩対応するカフェみたいなのが流行ってますけど、そんなところ行かなくても真心で冷たく対応してくれます。


「お目当てのバンドは?」
と聞かれたら、自分が見に来たバンドを答えましょう。
特にない場合は、出演しているバンドのなかから適当に答えてもいいと思います。

冷たいのは、ライブハウスなりの礼儀なので気にせずドリンクチケットを受け取りましょう。

③ドリンクカウンター(次の難関)


多くのライブハウスでは、基本的にワンドリンク制なので、チケット代とは別にドリンク代も用意しておきましょう。

ドリンクカウンターでドリンクチケット渡して、好きなものを注文してください。

そしたら、スタッフさんがため息つきながら、目を合わせずカップに入ったドリンクを渡してくれます。
こういう場合もスタッフは大体バンドマンです。

ここでビビってはダメです。

バンドマンは基本的に人として何か欠けてます。
今が楽しければいいと思ってるので、年金とか多分払ってないです。
というか仕組みを理解してない人もいます。
生きていること自体つらいはずなので大目にみてあげましょう。

セッターかショートホープを渡してあげるといくらか機嫌を直します。参考までに。

④ライブ中

ライブハウスによって中の構造はさまざまです。
基本的に好みの場所で鑑賞していいと思いますが、PAと呼ばれるなんだか高そうな機材がある場所は極力近寄らないようにしましょう。ドリンクこぼして弁償は嫌ですからね。

高低差がある構造のライブハウスは背の低い人に有利です。

あと、高い音は人にぶつかると減衰していくので、音にこだわりたい人は直接浴びれる場所を見つけてみましょう。
案外立ち位置で音が変わります。


前列ではしゃいで体で楽しむか、後列で心で楽しむか。
肯定も否定もされないので好きなスタイルで楽しんでください。

(ライブハウスによってはジャンプやダイブ禁止
だったりします。)

ハードコア、パンク系のバンドが出演する際、モッシュが起こる場合があります。
天気みたいな自然現象の一種です。
分かってれば怖くない。
元気であれば一緒に楽しんでください。

通えば通うほど、発生タイミングが肌感で分かります。

雨が降り出す前に匂いを感じ取る人がたまにいますよね。あれと一緒です。

モッシュが始まって怪我をしたくない、あまり人とぶつかりたくない場合でも、人が自分に向かってきてしまうことがあります。
そんな時は真ん中に押し返してみて下さい。
あいつら面白いくらいに飛んでいきます。

巻き込まれたら最悪真ん中を目指しましょう。
台風の目みたいに空いてることが多いです。

ただ、真ん中から両端に分かれるウォール・オブ・デスというモッシュには注意が必要です。

空いていると思って、真ん中に立ったが最期です。

王騎将軍はそうやって死地に向かって死んだんです。参考までに。


基本的に演奏中は、スピーカーから人智を超えた爆音が流れます。

それが非日常を生んでくれるのですが、あまり大きい音に慣れてない、耳を守りたいひとは耳栓を持っていくのもありだと思います。

筆者はもうモスキートーンが聞こえません。
助けてください。

⑤ライブ終了後

会場の後ろやロビーなどでバンドごとに物販販売をしていることがあります。

気になったバンドは是非見てあげてください。
ライブ会場限定品や、掘り出し物があるかも。

そこでちょこっと会話できるタイミングもあるかもしれません。

駆け出しのバンドのCDを手に入れて、いつか大物になったら自慢できますよ。

最後に


偏見が強めなことも言ってしまいましたが、足繁く通うようになれば、ライブハウスにいる人間全員を愛せるようになって行くので安心してください。

雰囲気でつまずいて、一生ライブハウスには行かないなんて選択はしてほしくない。

ライブハウスには「生きててよかった!」って思える空間が絶対にあります。

それはカメラ越しでは感じれない、その場にいる人しか体験できないものなので、是非行ってみてください。

それでは豊かなミュージックライフを!!



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