GBの話_2 「ウルトラマン倶楽部 敵怪獣ヲ発見セヨ!」

昔懐かしゲームボーイソフトの話をしますよ。

今回お話しするのは…

「ウルトラマン倶楽部 敵怪獣ヲ発見セヨ!」
1990年発売:バンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)

デフォルメキャラのチャカチャカした動きが楽しい、ちょっと変わったシステムの対戦型シミュレーションゲームです。

ウルトラ戦士 VS 怪獣軍団で交互にコマを進めながら相手ボス打倒を目指すのですが、それぞれの陣営は最初、別マップでスタートします。
相手のマップへ行くには「こまとび」というコマンドを使ってワープするのですが、最初は全てのマスが塗りつぶされていてどこに何があるのか見えません。敵コマも見えません。
塗りつぶされたマスは自キャラで1度踏むと何のマスかが判明するので、次々と自キャラを送り込んでシラミ潰しにボスの居所を捜索していくことになります。
ウィザードリィのようなダンジョンRPGにおける「マッピング」のような感じです。
これがなかなか面白く、ダメージゾーンに突っ込んで肝を冷やしたり、敵コマと当たってビックリしたりと楽しめます。
バトルも良くできていて、手軽ながら作戦や駆け引き要素が適度に入っていて面白いです。何より、2頭身のキャラがほんわかちょこまか動き回るのがかわいい。
そんなこんなで対人プレイはそれなりに盛り上がることでしょう。これまでの人生でこのソフトを持っている人に出会ったことはありませんが。

そんなわけで、いい具合にまとまったこのゲーム、私は好きです。
マップ3つしかないけど気にしない。
3つのうち1つでもクリアするとエンディング始まるけど気にしない。

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