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ドイツプラネタリウム訪問記:ESO Supernova編

こんにちは。
9月に入ってから先輩や友人たちが入れ違うかのように出張やらお出かけやらでヨーロッパに行っていて、ちょっとドイツが恋しくなってきている松井です。

特に留学生の友人が出張でドイツに行って帰ってきた時、ドイツトークで盛り上がったのですが無意識でドイツ語の単語と英単語が混ぜこぜになって話していて😅
友人は学会出張だけだったのでドイツ語ほぼ全くわからないので全然通じなくて(笑)申し訳なかったです。
英語の勉強も再開しなくてはいけませんね。

さて本日は、2月24日に訪問しました、ESO Supernovaについて書きます✍️

ここも本当にすごかったー!!ミュンヘンに行かれる方にはぜひぜひおすすめしたい天文教育施設です。


ESO Supernova

ESOを聞いたことのある人ならピンとくるかもしれません。
ESO (European Southern Observatory:ヨーロッパ南天天文台) の教育普及施設です。

公式サイトはこちら↓

場所はこちら↓

ミュンヘンの近くにあるGarchingというまちにあります。

"Garching"は私が最も日本語表記したくない街の名前、かもしれません…😹
ガルヒング、ガーヒング、ガーシン、ガーヒン…とにかく表記ゆれがひどい街です。(笑)
ドイツ人に向かって発音してみたら(私の周り&私の発音だと)「ガーヒン」が1番スムーズに通じましたが、検索では「ガーヒン」だとあまりヒットしないんですよね。

ということで私はこの街のことを「マックスプランク」と呼んでいます。

…え?

実はGarchingという都市、「大学の街」と呼ばれています。
というのも、ミュンヘン工科大学(TUM)やマックス・プランク研究所など、さまざまな研究所がこの都市にぎゅっっっと集結しているのです。

ミュンヘンからGarchingに行くにはUバーン(地下鉄)を使うのですが、その終点駅を降りるとそこには大量の研究所がずらりと並んでいます。

中でも私の研究分野的に同僚や知人、友人など本当にたくさんの人が、マックス・プランク天体物理学研究所(MPA)、マックス・プランク地球外物理学研究所(MPE)によく出張に出かけます。
「今度ドイツ行くよ〜」って同業者に言われたら、「MPA?」って返すのが日課です。
それくらい、私にとってはGarching=マックスプランク研究所、なのです。

半分くらい話題が逸れていますが、ESOの本部はここGarchingにあります。
だからESO Supernovaもこの街にあるんですね。

特徴的な外観がスゴイ!

ここ、最寄駅もすごいんですよね。今回は詳しくは書きませんが、駅だけでかなり時間が潰れます🤭

スマホで撮っているのでモヤがかかっているみたいになってしまっていてすみません!
駅からずーっとまっすぐ、マックスプランクの建物に囲まれながら何分か歩くと、見えてきます。
こちらがESO Supernova。

この建物、上から見ると連星系をイメージした形になっています。
設計をした方が宇宙の新星爆発の話を聞いて感化されたことから、このような形になったのだとか。

展示がとにかくスゴイ!

早速中に行ってみましょう!

さすがESO。たくさんの国や会社が関わっていますね。
受付です。遠巻きな感じですみません。

写真左側のドアから入って、ほぼ正面が受付です。
ここのスタッフさんたちは英語話者の対応に慣れていますから、受付でも安心です。
人気な(有名な)館なので、プラネタリウムを観る場合はネットでの事前の席予約をおすすめします。

予約メールの画面を受付で見せると、対応してくれます。
発券機みたいなものも置いてあったのですが、今回わたしは受付で聞いちゃいました😂

ショップの一部

さてこのESO Supernovaですが、天文宇宙「のみ」を扱う教育施設なので、展示がものすごく細かいです。
おそらく、扱っていない分野を探す方が難しいくらいです😆

全てはとても載せきれませんが、ピックアップして展示の様子をお届けします。
本当にマニアックな分野まで網羅されていて、びっくりしました。

早速、ネブラスカイディスク😍
とにかく広いです
星の大きさ比べも、規模がすごい!
酸素量や温度を調整すると、画面右側の宇宙人の外見が変わる体験型展示です
日本とはピックアップされている望遠鏡のラインナップが違って、おもしろい!
これは…
銀河を作って、合体衝突させられる展示です!おもしろい!!
反物質って😂そんなことまで書いてあるの!?とびっくりでした。
休憩室も大きいです。自販機も、ロッカーもあります。

プラネタリウムの多言語対応がスゴイ!

さて、時間になったらプラネタリウムに入場します。

デジタルオンリーです。

壁かわいい

展示室もドイツ語と英語併記でしたが、プラネタリウムでは言語ごとに時間が分かれています。
ドイツ語の回が1番多くて、英語と、あとたまにイタリア語とかもあります。すごい…。
英語の投影を観たい場合は、公式サイトで予約する際に、イギリスの旗のマークが書いてある投影を選んでくださいね🇬🇧

番組だけ英語訳をヘッドフォンで聞けるような館は結構ありますが、前説も英語で聞けることはなかなかないのですごく嬉しかったです☺️

こちらの館はすごく広くて、展示を1日で読み切ることがとてもできなかったので、途中から写真撮影専門家になってしまいました😭

帰って見返してみても、本当にいろんな分野のことが書いてあります。最新のトピックスのみを扱うスペースも充実しており、ここに通える距離に住むお子さんに猛烈に嫉妬しました(笑)
宇宙キッズ、宇宙オタク製造所ですね。笑

ミュンヘン近郊に用事のある天文ファンのみなさま、ぜひ行ってみてください!ここは外せませんっ!!

それでは本日も、最後まで読んでくださりありがとうございました♪
また次の記事で、お会いしましょう〜🙌

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