年相応って何だろうね?
1.今回の要点
今回は「年相応」がテーマです。
ここ数日考えている事なのですが、改めて年相応って何だろう?
そんなことを思って書きました。
今回は、流れとかはなく書き連ねたものになります。
2.「年相応」とは
年相応の意味
なんとなくわかっていましたが、
年齢と様子が一致していることを「年相応」と言います。
3.本題
正直、言葉の意味なんてどうでもいいです。
今回話したいのは、
「人の価値観や思考、発言に年齢相応とか関係ないのでは?」という話と
「人の価値観や思考は生きた時間よりも、考えた時間で変わると思う」という話です。
もちろん、幼少期は年相応に成長していく必要がありますので例外です。
今回話したいのは、年齢で言うと10歳以降の話です。
私自身、周囲の方から「良い意味で達観している」や「まだ22歳だよね?人生何周かしてない?」など、考え方が年相応にみられないことがあります。
(まあ、そもそも今回のテーマを書いている時点で年相応ではないかもしれないですが)
では、年相応の考え方とは何でしょうか?
要するに「平均的な考え」だと私は思っています。
私の同世代であれば何でしょう。
「社会人の前段階」「趣味」などでしょうか?
この辺は私も考えます。そういう意味では年相応です。
おそらく、その他の部分が年相応ではないと言われるのだと思います。
例えば、「生活環境」「興味関心」「仕入れる情報」など
そこから考えられる人間の深さの違いなのかなと。
小学生、中学生の時にいませんでしたか?
「どこからその情報仕入れてきたんだ?」と思う情報を持っている人。
「どう考えたらその行動になったんだ?」と思う行動を起こす人。
ずる賢いなと感じる人。
それは同い年からすれば年相応ではないことになります。
これって「考えた時間」「考える時間」が影響していると思っています。
例えば、
1日で考える時間が4時間の人と8時間の人では、
1ヵ月で120時間も考える時間に差が生まれます。1ヵ月で5日も考える時間が違います。
1年では1460時間にもなります。日数で約2カ月もの時間です。
大学生の入学から卒業までの4年間で考えれば、8カ月になります。
たった8ヶ月されど8ヶ月と捉えるか、8ヶ月も捉えるかで違いますが、私は大きな差だと思っています。
事実、8カ月前(就活終了時)の自分と今の自分では見えている世界も考えていることもだいぶ違います。
しかし、これは同じ年での話です。
では、年の差をつけて考えてみます。
20歳をスタートに、1日の考える時間が4時間の人と8時間の人では、何歳で考えた時間が同じになるでしょうか?
1日に4時間考える人が30歳の時、8時間の人は25歳で4時間の人と同じだけ考えた時間があります。
つまり、年齢でみれば5歳もの差です。
シンプルに同じ時間を生きていても、考える時間は2倍も違います。
8時間考える人が26歳であれば、4時間考える30歳の人よりも考えた時間は多くなります。
ここまで言って言うことでもないのですが、
今の話は「考えることのできる時間」を比較しています。
つまり、「考えなければならない時間」は考慮されていません。
1日2時間、考えなければならない事があったとしましょう。
すると「自分の考えたいことを考える時間」(=可処分時間)はどうなるでしょうか?
4時間の人は2時間、8時間の人は6時間になります。
2倍だった時間差が3倍になりました。
ここまでくると差は歴然です。
考えた時間を比較したとき、
これだけ差があれば考えることも価値観もかなり違います。
どちらが良いとかではないですが、
上記の条件で30歳と25歳の2人が同じことを言っていた場合、どちらの言葉に深みがありますか?
私は25歳の方だと感じてしまいます。
もちろんどちらの言葉もリスペクトします。
長くなりましたが、年相応なんて言葉はなく、
考えた時間、もっと言うと「自分の考えたいことを考える時間」=可処分時間で「人の価値観、思考、発言は変わる」ということです。
このような考えから、
実は「何を言うかではなく、誰が言うか」という言葉が私は好きではありません。
もちろん、それだけ深い言葉を話す方は考えている時間も長いはずなので、とても勉強になります。
私が好きではないのは聞き手側の姿勢です。
わかりやすい指標がない人に対して、
「どれだけ考えたか」を考慮せず、年や実績、著名な人と違う考えという表面だけで切り捨ててしまう。
それが好きではないです。
「なんだかもったいないな」とそんな感じです。
4.まとめ
まとめると、
「違った視点で物事を見た考えに限らず、聞いた考えは一度受け止め、語る人ではなく、その言葉自体に注目しても良いかもしれないよね。」ということです。
あと、可処分時間の使い方、考える時間はとても大事です。
無駄話に付き合っていただきありがとうございました。
要約を見ればわかりますが、全体の8割が補足、説明という贅沢なnoteでした。
要約
年相応なんて言葉はなく、考えた時間、もっと言うと「自分の考えたいことを考える時間」=可処分時間で「人の価値観、思考、発言は変わる」。
違った視点で物事を見た考えに限らず、聞いた考えは一度受け止め、語る人ではなく、その言葉自体に注目しても良いかもしれない。
可処分時間の使い方、考える時間はとても大事。
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