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空間適応能力

私は空間に適応する ということを大切にしています。
もっとシンプルに言うと、たぶん、その場所に馴染むということ。

“その場”に馴染むではなくて、“その場所に”馴染む。

前から思っていたこと。

・例えば、久しぶりに友達と会う時。待ち合わせ場所に早く行って、その空間に適応すること。
・例えば、入社して間もない会社で。会社に早く行って、その空間に適応すること。
・例えば、パーティーや飲み会などに呼ばれた時。早めに出席してその空間に適応すること。
・例えば、テーマパークに行った時。スタッフさんたちに積極的に話しかけて、その空間に適応すること。

最後の一つを除けば、雰囲気や人に慣れなくても、“場所”に馴染むことで私は気持ちの余裕が持てるようになります。

そしてそれは大概、事前に場所や雰囲気を調べて周辺の写真を見たりして、当日は他の方よりも早く行くことで、解決します。

例えば、

・久しぶりに友達と会う時は、待ち時間は苦にならないので、早めに行きます。1時間前に到着して場所を目視確認して、(場合によっては一度離れてから)15分前には空間に適応するようにしています。

・まだ慣れない会社・仕事では、出来たら早めに出勤して出勤してくる全員に「おはようございます」ということ。それが難しければ会社付近を散歩したりして、空間に適応するようにしています。

・パーティーや飲み会では事前に会場となるお店に行くこともあります。メニューやテーブルやイスなどを見て、空間に慣れたうえで、当日も早く行くと大概のことが大丈夫になります。

これから会う“ひと”と接する前に、場所に馴染むことで伸びる能力。

場所に馴染めば、大概のことが大丈夫になります。


練習したこと。

でも、その能力を出すのが難しい場所があります。
テーマパークや観光地など、自分が行く時には既に“一緒に過ごすひと”もいるというパターンです。毎回事前に行くことは出来ないし、非日常の慣れていない場所。
それは私にとって苦痛でした。笑っていても笑っている気がしなくて、自分じゃない何かを演じている気がしていて。怖がっている本当の自分は、鍵をかけた部屋に閉じこもってしまったみたいでした。

それを解決した私なりの方法。

それは1人でいろんな所に行って、いろんな体験をして、その場にいる “店員さん(=ひと)” に話しかけることです。

初めは怖かったけど、店員さんは基本的に害がないから、怖さが消えて、まだ10代だった私にも丁寧に接してくれるのが嬉しくて。場所に慣れて、空間適応が出来るようになって。お得な情報を教えてもらえたり、お話するのが楽しくなって。

今は、店員さんとお話するのが楽しくて1人でよく行く場所もあるし、どこでも堂々と1人で行けるようになりました。
1人で行動するのって楽しいよね!ラクだよね!って思っています。
(1人行動を楽しむコツはサークルで公開予定です。1/12現在申請中)


そんなことないよ と言われても。

私にとって “ひと” と同じくらい、“場所” は大切で、
私は それが自分らしいと思っています。
そして、“ひと”に慣れるまでは、“場所” のほうが大切だと感じています。

例えば、初対面の方と会う時でも空間適応が出来ていれば、緊張せずに話せます。自分でも驚くくらい、しっかり発言出来たりします。

逆に、慣れているひとたちと一緒に居られる所でも場所が違うだけで、本来の私は鍵をかけた部屋に閉じこもってしまいます。自分でも気がつかないうちにすり替えられたように。

ちょっとめんどくさい。
”ひと” よりも ”場所” なんて。と思われることもあるかもしれない。
でも、私はこれが嫌いじゃない。
私を守ってくれる大切な能力です。


あなたにとって大切な“◯◯適応能力”は何ですか?


昨年12月中旬に下書きしていたアイデアを、やっと書き上げることが出来ました...!
「このひとと一緒なら、だいじょうぶ!」と思えるようなこともあったから、私の能力も変わっていくのかもしれないね。
今が悪いわけじゃないよ。 でも楽しみだね。


昨晩のお花とジャンティさん。
Sena.🌼

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