見出し画像

Suphxのシビれる一打〜12日目〜

この記事は

【麻雀】Suphx牌譜研究 Advent Calendar 2020 - Adventar

の12日目の記事です。

今日の何切る

こちらの牌譜から出題。

1st:ⓝSuphx(+42), 2nd:ⓝNAGA25(+8), 3rd:badobase(-13), 4th:*宮永照*(-37) http://tenhou.net/0/?log=2019070400gm-0029-0000-f0a8c9e1&tw=2



画像3


東一局、西家。

白のみでテンパイしているところです。

北家から赤5s切りのリーチがかかった一発目。


さぁ何を切る?


答え合わせ


こんなのめちゃくちゃ簡単ですね。

Suphxの選択は当然…

画像1

ヘッド落としです。もうこのカレンダーでも何回も紹介しています。

赤5リーチに1-4/6-9が本命というのは実戦でもよく出てきます。

こういう形で最後まで赤5が残る場合が多いです。

画像4


逆に、黒5s(普通の5s)切リーチに1s9sは通るというのもセオリーです。578の形で5は一番不要なので早めに切ると考えられるからです。リーチ宣言牌まで5sを引っ張るのは不自然ですよね?


こんなところで9sを勝負する人はいないと思いますが、5mではなくヘッドの8pを落として回るのが重要です。テンパイ復帰の可能性が段違いだからです。

8pはシャボには当たらないし、7p9pも2枚見えているのでカン8pもあまりないでしょう。どうせ5mを切っても次に9m→8pを切ることになります。だったら最初から8pを落としておくということです。

まさに目論見通り、その後しっかりとテンパイ復帰を果たします。

画像2


結果アガリには結びつきませんでしたが、最後までサボらない強者の打ちまわしですね。機械的な守備ではなく、柔軟な守備を見せてくれました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?