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旅の宿

日が沈んで初めての街について
宿のフロント、部屋が空いているか確認して
部屋を確認

水が出るか確認して
ファン(天井に付いている大きな扇風機)が回るか確認して
洗濯物干すための紐を括り付けれる突起物の有無を確認して

最後にベットの下に人が隠れていないか確認して

OKならチェックインします

ここで初めてバックパックを下ろして
ベットに座って
そのまま身体を後ろに倒して天井を見る
空気をたくさん吸う
この瞬間が好き

宿に着くまで
基本的に8時間くらいバスか電車に揺られて
町について宿のありそうな場所に向かって歩く
そこから宿を探す
どんなにお腹が空いていてもまず宿!

肩に食い込むバックパック
身体のバランスがおかしくなるカメラバック
絡みつくアジアの重たい熱風
呼吸も浅くなってしまうけど
自分の選んだ荷物
人に持ってもらったり重いと文句言うなら
捨ててしまえばいい

きっとそれはなくても良いもの

RPGみたく攻略本のようなガイドブックや
SNSで見つけた人と同じ道で旅をしている人は
いくつか宿を見て、ベットに腰を下ろて天上を見たときの感情は
たくさん歩いた分きっと思慮深い

そう思いたい


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