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ワンピースを読んでいないという罪

 ぼくは漫画が好きだ。好き度を分かりやすく示すと、週一のペースで新しい漫画に手を出して読了している。最近は氷の城壁、セトウツミがめっちゃ面白かった。そして、いま連載中の漫画は(おそらく)30タイトルほど追いかけている。

しかもまったく苦じゃない。僕の人生あるあるのひとつに、最初は純粋に好きだったのに、「好き」であることにストイックになりすぎて、苦痛になってしまうことがある。

例えをだしてみる。ぼくにアイドルの追っかけ趣味があったとする。最新の情報を逐一チェックして、ライブも全て行く。すると、今度はファンクラブにも入り、更新しているブログも過去に遡ってすべてチェックする。そのうち、ファンの掲示板もチェック…チェックしなきゃ…情報をアップデートしなきゃ…

あれ?楽しくない…

すべて妄想だが、同じような経験をしてきた。それがない漫画においては本当に好きだと言うことだろう。

前置きが長くなった。本題に入ろう。

しかし、ぼくは漫画が趣味だと、声を大きくして言えない!!それはなぜか!!!!


ワンピースを読んでいないからである。


漫画の中の漫画。国民的。誰もが読んでいる。読んでいないやつは非国民。

どんなに漫画を読んでいようとも、チェンソーマンを初期から読んでいようとも、ワンピースを読んでいなければ漫画好きとは言えない。

美容室で趣味を聞かれて、漫画好きです。と言ったら次の瞬間

「お、じゃあワンピース読んでる?」

これだよ。漫画はワンピースしかねえのか?逆に漫画好きを公言していて、ワンピースしか読んでないやつを見たことがある。嘘だろ。

周りの目なんか気にせず、漫画が趣味って言えばいいじゃん。と思うかもしれない。もちろんそう。でも、それが言えないくらいワンピースという存在はこの国でデカくなっている。

書いてて怖くなってきた。この記事炎上しないよね?麦わらを被ったファンたちからゴムゴムの〜ピストル!とか言ってほんとに銃撃たれない?

悪ノリが過ぎたが、ワンピースを批判する気は全くない。というか頂上決戦まではアニメで見てたし、まあまあ面白かった。ファンの人は不快にさせてほんとすみません。

でもワンピースの存在、マジでデカくなりすぎでしょ…

ワンピース好き?って聞かれるのが怖くて、職場ではまだ公言してない。一日中読んでるのに…

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