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ふとした考え事その1(私はマルチタスク型と一点特化型のどちらを目指すべきか?)

こんにちは。このシリーズでは私がふとした考え事を記事にしています。記念すべき第1回目のテーマは「マルチタスク型と一点特化型」についてです!ここではマルチタスク型、および一点特化型は以下のように定義しますね。

マルチタスク型・・・様々な分野のタスクを同時進行で行うこと。
一点特化型・・・1つの分野のタスクを集中的に行うこと。

「分野の範囲は人によって違うじゃん?」その通りです。分野については後ほど説明していきます。とりあえずは「ゲーム」とか「物理」とか「プログラミング」とか、そのくらいの括りで考えてください。

ここで1つの疑問点が生じるのです。

「私はマルチタスク型と一点特化型のどちらを目指すべきか?」(タイトル回収)

この疑問点、私は1週間に1度は考えてしまうんですよね。しかも、寝る時に。それで答えが出ないまま寝るのが遅くなってしまうという悪循環。

しかし友人の力を借りながら考えてみた結果、私の中ではスッキリした回答を得ることができました。この場でご紹介したいと思います。先に結論を言いますと・・・

どちらを目指すべきかと考えている時点で間違っているのではないか?

となりました。ここではなぜそのように考えたが、順を追って説明していきます。

1.マルチタスク型、一点特化型のメリットデメリット

まずはそれぞれのメリットデメリットを整理しましょう。もちろん人によって考え方は違うと思いますが、一般的には以下のようなものが挙げられるでしょう。

マルチタスク型
メリット・・・様々な分野を知っているので、求められる知識が変化した時にも対応しやすい。
デメリット・・・それぞれが中途半端になってしまうのではという不安感。(←超重要)

このデメリットには私も散々悩まされます。何でもやってるけど、成果としては何も出来てないのでは、という焦りが発生します。今でも。

一点特化型
メリット・・・スペシャリストになれる。特定の分野に対して強みを持つことができ、自信にも繋がる。
デメリット・・・それ以外の分野を求められた時に、何もできないのではという不安感。

このメリットデメリットを注視すると、マルチタスク型のデメリットは一点特化型のメリットで補うことができ、一点特化型のデメリットはマルチタスク型のメリットで補うことができることがわかります。

この問題に悩んでいるということは、無い物ねだりになっているハズ。

例えば全部中途半端になってしまっていると感じている人は一点特化型に憧れ、他のことができないと悩んでいる人はマルチタスク型に憧れています。このことから

自分がどっちのタイプかを理解すれば、そのタイプと反対のものを選択すれば良い。

ということになります。しかしこれでは短期的な解決は出来ても、長期的に見ると効率は良くありません。なぜなら、反対のタイプを選択する根本的な理由がこれでは弱いから。もっと言えば、これでは結局マルチタスク型か一点特化型の「どちらか」しか意識して行動することができないから。

私が主張したいのは

マルチタスク型と一点特化型は、見てる視点が違うだけで本質的には一緒

ということです。次章でその理由について説明します。

2.分野の習得の仕組み

ここでは、先程後回しにしていた「分野」のお話をしましょう。野球を例にとります。

例えば3つの分野「捕球」「ボールを投げる」「状況判断」を練習して習得しようとします。この作業はマルチタスク型作業であると言えます。

これら3つの分野の共通点は何でしょうか?それは分野「守備」です。この3つは全て分野「守備」に関連します。分野「守備」を練習して習得しようとします。この作業は一点特化型作業であると言えます。

この2つに本質的違いはありませんよね。つまり分野「守備」の一点特化型作業と、上記の3つの分野のマルチタスク型作業は見てる視点が違うだけで、やってることは同じなのです!

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マルチタスク型タイプも一転特化型タイプも、結局はどちらに視点をおいているかにすぎません。

3.まとめ

ここまでを整理してまとめると

・マルチタスク型は目標に対して作業を分解した先のタスクに着目している。目標がなんであったかや、今あるマルチタスク作業から何か応用的目標を1つ設定すれば悩みは解決しそう。

・一点集中型は目標部分に着目している。その分他のことができないと考えがちなので、まずは細かくタスクに分解して、そのタスクたちから他の目標を設定して取り組むと悩みは解決しそう。

その両方ができるようになることが成長なのかなぁと感じました。

以上です。ありがとうございました。

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