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「何もできなかった」時代から「器用貧乏」に!来住優太流・挑戦のすゝめ

取材日時:2023年7月11日(火)
取材者 :ゼミナール研究会・学生記者 1期生 谷本智海

Profile
来住優太(きし ゆうた)
北星学園大学 経済学部 経済法学科4年
趣味 料理・お菓子づくり / YouTube・TikTokを見ること

今回のメンバー紹介は、大学4年生の来住優太さん。上級生ということもあり、チーム内ではメンバーを取りまとめる頼れるお兄さん役。自分を「なんでもそつなくこなせる器用貧乏」と表現する彼だが、昔は「何もできなかった」そう。幼い頃から「挑戦」と「失敗」を繰り返し、猪突猛進の精神で日々を過ごしているという。所属する「足立ゼミ」や、大学時代のインターンシップで培った主体性は学生記者内でもピカイチ。「挑戦」し続ける秘訣を彼から学んでみよう!


自分を変えてくれた「足立ゼミ」

 来住くんが学生記者に応募した動機は、大学2年次より所属している「足立ゼミ」での自身の成長体験が元となっている。「自分のように、大学のゼミ活動において得られる成長を多くの学生に広めたい」と語ってくれた。寛容で優しく、常に学生の目線を同じくして行動してくれる足立先生のもとでの活動は、彼の成長に大きく寄与してきた。
 それでも、足立ゼミに所属するまでは「ゼミ」という組織についてよく知らなかったそう。「正直、サークルの延長のようなものだと思っていました。自分は足立ゼミで大きく成長できたからこそ、その先入観を払拭することができた。それだけでも「ゼミ」というものへの印象は変わると思います」ときっぱり言い切る潔さが頼もしい。そんな足立ゼミで、彼はどう成長したのだろうか?

「自分が、集団を変える『誰か』になれれば」

 活動の中で彼が苦しんだのは、主体的に動く学生が少なかったこと。そんな状況下で、彼は自分から手を挙げて企画を立案するなど、積極的に行動したそうだ。「日本人って同調的な側面が強いと思うんです。その中で、誰か一人でも目立った行動をすれば他の学生も『行動してみよう』と思うようになるんじゃないかと」と彼は語る。「異質な他者」が絡み合う集団のなかで、まさにその集団を変革に導く「誰か」になった来住くん。自身の就職活動と照らし合わせ、足立ゼミを「社会の縮図のよう」と例えてくれた。

「何もできなかった」小学生時代

 そんな活動的な彼の根源を辿ると、時は2008年、小学生の頃。当時、初めて自分から声を上げて水泳や空手などの習い事に挑戦していたそうだ。中学生になると合唱部、高校では山岳部とバラエティに富んだ活動の数々。「泳げないから、泳げるようになりたい」「喧嘩が弱いから、強くなりたい」と動機はシンプル。色々と挑戦してきて、そのぶん失敗も多く経験したからこそ、基本的には失敗することを前提に行動する」という。経験は何よりの宝であると、筆者が痛感した瞬間であった。

【山岳部での活動写真】

チーム"ゆにすて!"の一員として

 本格的な学生記者活動に向けて結成された3チームのうち来住くんが所属したのは、その名も「ゆにすて!」。ゲームのタイトルのようにワクワク感の漂うチーム名の由来は「ユニーク」と「ステップ」を融合させたもので、他のゼミとは一味違ったユニークではっちゃけた活動を行っているゼミへの取材を予定しているそうだ。
 プレ活動期にはチームのリーダー的存在を担っていたからこそ、「ゆにすて!」ではメンバーを支えつつ、いいタイミングでアイディアを出す立場にチャレンジしたいという彼。「全ての活動を自分で取りまとめる個人ワークとは違って、チーム活動では他の人の考えが絡んでくる。他学年の学生と関わり合いながら、自分の役割を模索したい」と豊富を語ってくれた。自らの経験を蓄積し、新たな自分との邂逅を果たす来住くんの活躍に今後も注目したい。


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