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全米が痩せた(ただし富裕層で意思の強い人限定) 『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』
ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。366冊目。
ずっと感想を書いて公開していたものと思っていたのだけど、下書きのまま放置されているのを見つけたので。
でも、もう本書の旬は過ぎてしまったかな……
本書でダイエットの最終兵器かのように紹介されていた「完全無欠コーヒー」を、実際に自分で試してみた感想などを書いていたのだけど、それはもう良いかな。
完全無欠コーヒーについて私からお伝えできる事は「作るのが面倒なので続かない!」というこの1点のみ。
もう、準備が大変すぎて、始めることすら出来ないかも。
グラスフェッドバターにMCTオイルなんて、東京都内だってなかなか売ってません。(本書のおかげでかなり流通したようだけど)
今あらためて読み返してみて便利だなと思ったのは、様々な食材のメリットやデメリットを、根拠のある研究からひっぱってきて紹介しているところ。
もう一つは、ダイエットや食事法について、これまでの常識だった事が検証され、アンチパターンが示される事。
これらの薀蓄が読めるというだけで価値は十分にある。
読んでいるとわかるのだけど、本書が薦める食材、食事法を真面目にとりいれようとすると、相当な食費がかかってしまう。
そして、本書が薦めない食材、料理をみていると、安く調達できる食糧である事が多い。
貧しいと、健康な食生活を送ることすら難しいのかと寂しい気持ちになる。
「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。