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毎日読書#293 『宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎』(村山斉)

朝起きぬけに本書を読んでいたら、いつの間にか寝ていた。二度寝だ。

つまらない、という訳では無い、どちらかというと面白いし、好奇心が刺激される。

ただ、ちょっと眠くなるだけだ。少しだけね。

最初の方では「宇宙とは何か?」を本書が刊行されたとき(2010年だ)の最新知識で解き明かす。

ちっぽけな地球の表面に張り付き、そこから動くことが出来ないでいるくせに、我々人類は、宇宙について様々なことを明らかにしてきた。その過程がとても丁寧に説明されていて、知識の整理にとても役立った。

知識の整理というと偉そうだが、漠然とうすぼんやり理解していた気になっていた様々なことを、わかりやすい説明で順序だてて書いてくれているので、今回改めて、ちょっと分かったのではないかという気になってくる。

ここまでで3分の1位。その後は、宇宙という極大の話から、その理解の為には極小の世界を知る必要がるということで素粒子の話に移ってくる。朝では、この辺りまで読んで、寝てしまった。ちょっとむつかしい。

何度読んでもピンとこないのが素粒子の話。

何がわからないのか、それすらわからないのだけど、物理学では、わからない事が有るということ気が付くことが成果であり前進であるという。

そういうことであるなら、なんだから自分も前進しているような気がしてきて勇気が湧いてくる。


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