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【基礎用語解説】クラス8

一言で言えば…

アメリカにおけるトラックの分類方法において、車両重量が15トンを超える最も重いクラスのトラック。

アメリカにおけるトラック分類

トラックの分類は国によって異なりますが、アメリカではLD(Light Duty)、MD(Medium Duty)、HD(Heavy Duty)の3つの分類に対して、Class 1から8が割り当てられています。

LDはClass 1から2、MDはClass 3から6、HDはClass 7から8に対応します

これらの分類は、GVWR(定格車両総重量)によるもので、空車重量、積載品の最大重量、オイルや燃料、乗車定員の重量、およびオプション品全重量を含みます。

GVWRは、車両の最大安全重量として使われる指標で、アメリカではこの値によって規制内容も異なります。

便宜上、GVW(車両総重量)と置き換えても差し支えありません。国内でもトラックメーカーの有価証券報告書や市場シェアの調査報告でこの分類方法が使用されることがあります。

LD、MD、HDの比較

LDに入る車両には軽トラックやピックアップトラックが含まれ、商用の大型トラックは含まれません。日本でいう軽小型の分類では、乗用車が該当します。また、小型の分類でも、ミニバンやバン、ピックアップトラックが含まれます。

4.5tを超えると、商用トラックらしい車種が含まれてきます。日本で代表的な大型トラックである10トントラックは、車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上のトラックを指し、中にはMDとHDが混在することになります

国が違えば分類も異なりますが、口語で使われる小型、中型、大型という分類も正式な分類法とは異なり、イメージと実際が異なることもあります。このように、車両分類の方法は国ごとに異なるため、注意が必要です。

参考文献

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# フォロバ # 半導体Times


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