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伊勢亀 本店

川越の「大正浪漫夢通り」にある古い建物に通っています。
こちらは「伊勢亀 本店」さんで、『川越の建物 近代建築編』に掲載する建物のなかのひとつです。
本書で紹介する建物の中では、「中成堂歯科医院」に続き、古い建物になります。

こちらには昨年から数回訪問し、様々なお話を聞いてきました。
先日訪問したのも、築年数があまりに古すぎたもので、話を聞き間違えたのか、その確認のために再度訪問してみました。

確認すると、大正時代の建物はそのままで、建物正面部分の看板建築化を行ったのが昭和初期のこと。
外見は昭和初期の看板建築で、中身は大正時代のままで、話は間違っていないとのことでした。
これだけ古い建物なのに他の建物に比べ、なぜ注目されないのか、疑問に思うところもあります。

今以上に通りに活気があった時代のお店のことや、販売の工夫、建物については本書で簡単に説明します。
(本書内のイラスト 解像度は落としています)

■『川越の建物 近代建築編』
https://www.semba-shobo.com/



さて、仙波書房で発行する川越の建物本『川越の建物 近代建築編』において、近代建築21箇所を紹介する本編とは別に、付録として川越の建物に関するコラム・エッセイなどを掲載します。
複数名が参加し、各々の観点から建物に繋がる情報を発信します。

今回、FM「ラジオ川越」で放送中『104hero の文芸秘密基地』の番組パーソナリティ"104hero"さんにも本書に参加してもらいました。
"104hero"さんは、川越の街並みや建物を詩や俳句、短歌で表現しています。
それと、ほんのちょっとの思い出話と妄想も・・・

こちらの「伊勢亀 本店」さんについても、「龜」の字が欠けた文字看板に哀愁を感じ、手掛けた作品を本書に掲載します。


■FM「ラジオ川越」
『104hero の文芸秘密基地』(毎週土曜日 14:00~14:30 放送中)

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