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音の図書館

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何を読んでも音楽的思考になってしまう。好きな本、何度も読みたい本、大切にしたい本・・・本に纏わる徒然・・感想のようなもの・・
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記事一覧

本屋さんの魅力

久しぶりの映画鑑賞・・イタリア映画「丘の上の本屋さん」 イタリアの美しい村の一つ、チヴィ…

音の旅人
10時間前
6

気になる人・・働く人

出産でお休みしていた生徒が、 赤ちゃんも一緒にレッスンを再開する。 「時間は無いではなく、…

音の旅人
3週間前
12

音の行方

音とは、何か。 語りきれない世界がそこにある。 そして  音の行方もまた果てしなく・・・ 語…

音の旅人
2か月前
10

音楽の星へ

先日の訃報の朝 「死は神様が別の場所に導いてくれる出来事」          ・・フジコ…

音の旅人
2か月前
9

束の間のクロイツェル

桜色の雪化粧・・・ 微かに 小さく  さよならを告げる 白い花びらたち 束の間のさくら …

音の旅人
3か月前
13

希望の葉の奇跡

この春から姪が大学生に✿ いつの間にか 大きくなり いつの間にか 芸術に目覚め いつの間に…

音の旅人
3か月前
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生き方・学び方

時代に関係なく 自分に目覚め 自分の人生を歩む 猪爪寅子 ・・・初めてNHK朝ドラを初回から観ました・・・ 寅子よ、突き進め・・と、応援している私。 ・・・・ 私が育った昭和時代は、女子は高卒、短大卒が多く、 卒業後は就職し、お茶にお花にと花嫁修業、 そして寿退社が多かったように思います。 でも、私は寅子と似ていて、花嫁修業に興味がわかず、 お互いの人生を尊重しあえる相手がいい・・と、 心のどこかで思っていました。 大正生まれだった父も 「自分の人生を歩め」と言っていまし

神様の手帳

小川洋子著の「博士の愛した数式」から 「自分が生まれるずっと以前から、誰にも気づかれず …

音の旅人
4か月前
13

菜の花だより

踏切を待つ間  足元にふと目に入った菜の花 春だよ・・と、花が言う 菜の花は 菜の花を咲かせ…

音の旅人
4か月前
7

星言葉

梅は満開間近 寒桜も咲き 彩るいつもの散歩道 ・・・・・・・・・・ Eテレ・読書の森・・・…

音の旅人
5か月前
9

今年最後の贈り物

絵本 「あのこ」 樋勝 朋巳著 小さな「あのこ」は、毎日毎日いろんな物を持って、 小さな窓…

音の旅人
7か月前
8

色を奏でる

各々が自分の色で奏でている かすかに歓喜の歌が聴こえてくるような・・書斎の窓(写真) 色…

音の旅人
7か月前
9

慈愛あふれる人生のレッスン

映画「シーモアさんと大人のための人生入門」 当教室では皆さんシーモアファン。 一番出張(…

音の旅人
8か月前
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静寂の向こうから

「ラドゥ・ルプーは語らない」 坂垣千佳子編 静けさの向こうからやってくる ルプーのピアニッシモがたまらない。 もうこの世にはいないけれど この本を読むとルプーに会える、ルプーの声が聴こえる ・・何度でも会いたい・・と思わせてくれる。 (読み終わるころには いつも号泣・・) ・・・・・ 「ラドゥ・ルプーの音楽の魔法によって 聴き手の魂は天空へと放たれる」・・本文から 音楽家たちが語るラドゥ・ルプーとの珠玉のエピソードから 多くの音楽家から愛され大切に思われていたこと