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腰痛にはストレッチ?いいえ!その前にやることが!

記事を読んでくださり、ありがとうございます!

今日は、皆さんからよくいただく質問の一つ、「腰痛を改善するためにはストレッチは有効なのですか?」というご質問にお答えしていこうと思います。

ここで書いてあることは、私たちが30年近くお客様と一緒に積み上げてきたことをベースに書いていますので、一般的に言われていることとは違うことを書いているかもしれませんが、こんなものかも知れないと思ってお読みください。

骨や関節にアプローチするのか、筋肉にアプローチするのか

治療家同士てよく盛り上がる話題の一つが、関節や骨にアプローチするのと筋肉にアプローチするのと、どっちがいいのかという話。

治療家さんって、自分の手技に絶対的な自信があって、「自分の手技が一番!」と言っている人が多いイメージがあるかも知れませんが、プロフェッショナルであればあるほど、自分たちの手技が何に強くて、何が苦手なのかということよく知っています。

だからこそ、自分の手技が苦手とする症状などに関しては、その症状が得意な手技の治療家さんを紹介したり、治療家さん同士でお互いに情報交換をしたりするのですが、この骨にアプローチするのかそれとも筋肉にアプローチするのかも、よくお互いに情報交換する話題の一つです

色々な治療家さんと話してみて、現段階で僕が出している結論としては

「筋肉の硬さがある一定以下であれば、骨や関節側からのアプローチが有効」

点と言うよりは、面で捉えることが多いので、この状態の筋肉であれば、骨や関節からアプローチした方が、効率よく広い範囲で緩めていく事ができると考えています。

ところが、筋肉の硬さがある一定以上のレベルを超えて硬くなってしまうと、骨や関節にアプローチするよりも、直接筋肉にアプローチしないと、なかなか緩みません。

このケースの場合は、無理に関節や骨からアプローチすると、余計に筋肉を硬くしてしまう可能性がありますので、様々なリスクを避けたいのであれば、筋肉からアプローチするのがおすすめです。

ただ、面というよりも点でアプローチする事が多くなるので、それだけ多くの箇所を緩める必要が出てきます。
(手技にもよりますが…)

イメージとしては、「症状が重い人ほどピンポイントで筋肉からアプローチ」、「軽めであれば関節や骨から広い範囲で一気にアプローチ」という感じになると思います。

ストレッチが逆効果なる?

ここから、いよいよ今日の本題に入ります。

「腰痛の場合はどうでしょうか」

腰痛の場合も、実は同じです。軽めの腰痛であれば骨や関節からアプローチすることで改善することができるのですが、酷い腰痛の場合は筋肉からアプローチする必要があります。

では、ストレッチはどうかと言うと、ストレッチは筋肉にアプローチしているので、有効なように思えますが、実は気をつけなければならないことがあります。

筋肉が硬い=守る仕組みが働いている

ここで、筋肉が硬くなる仕組みについて詳しく書いてしまうと、とても長い文章になってしまうので、簡単に説明します。

硬くなっている筋肉というのは「守る仕組み」が働き続けてしまっている状態の筋肉です。

筋肉は縮むことしかできませんので、筋肉が急に伸ばされたり負荷がかかったりすると、縮むことで守ろうとします。

この守る仕組みが、条件が重なって働き続けてしまっている状態が、こりであったり筋肉の硬さであったりするわけです。

ちなみに僕たちはこの守る仕組みが働いている状態を「筋肉のロック」と表現しています。
筋肉の守る仕組みが、車のシートベルトのロックの仕組みに非常に似ていたため、そのような呼び方をするようになりました。

まずは、守る仕組みを解除する

この守る仕組みが働いている筋肉に、伸ばすという負荷をかけたらどうなるでしょうか。

そうです、より守ろうとしてしまいます。

この守る仕組みが働いてしまっている筋肉にアプローチする場合は、まず何よりも守る仕組みを解除してあげることが大切なのです。

セルフ整体を試してみてください

では、守る仕組みを解除するためにはどうしたらいいのでしょうか?

筋肉は伸ばされると負荷になります。逆に筋肉をたるませると負荷がなくなる状態になります。
この負荷がなくなる状態を作ってしばらく維持してあげると、筋肉は守る仕組みを解除して通常の伸び縮みできる状態になります。

ストレッチとは逆のことする、というイメージです。

文章だけだと、よく分からないという人も多いと思います。筋肉の守る仕組みを解除する簡単セルフ整体を動画で紹介しています。

マガジンでまとめているところですので、そちらで紹介しているセルフ整体をぜひお試しいただけたらと思います。

腰痛改善のためのセルフ整体マガジン

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