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ボボボーボ・ボーボボは発想の宝庫!最強の男に学ぶハジケリスト発想法

ハジケリストの皆さん、こんにちは

ボボボーボ・ボーボボといえば、最強の男・ボーボボが繰り広げる、ハチャメチャで予測不能なギャグとバトルが魅力の漫画ですよね。

一見、バカで意味不明な展開の連続…と思いきや、実はそこには、常識を破壊し、自由な発想を生み出すヒントが隠されていることに私は気づきました。

今回は常用する「アイデア大全/読書猿著」を参考に、ボーボボワールドから、斬新なアイデアを生み出すための「ハジケリスト発想法」を一緒に探求していこうと思います。


1. 「常識破壊」こそ、ハジケリスト発想法の真髄!


「アイデア大全」では、発想を阻害する最大の要因として「固定観念」を挙げている。過去の経験や知識、常識にとらわれてしまうと、新しい発想は生まれにくくなってしまうのです。

ボーボボワールドは、まさにこの固定観念をぶっ壊す「常識破壊」の連続! そこから、ハジケリスト発想法の真髄を学んでいきましょう。

1.1. 鼻毛を武器にする!?固定観念を覆す発想の転換

ご存じの通り、ボーボボの最強武器は、「鼻毛」です。普通なら「え、鼻毛!?」ってなります。でも、このありえない発想こそが、ボーボボワールドの根幹をなしています。

「アイデア大全」で紹介されている「問題逆転」という発想法があります。「売上を上げるには?」という問題を、「売上を下げるには?」と逆転させて考えることで、新しい視点が生まれるのです。

ボーボボの場合は、「最強の武器は?」という問いに対して、「最強に役に立たなさそうなもの」である「鼻毛」を逆転の発想で武器に選びました。

この固定観念をぶち破る発想の転換こそが、ボーボボワールドの奇抜さと面白さを生み出していると言えるでしょう。

1.2. 毛狩り隊との戦い!常識破りが生み出す強烈なインパクト

ボーボボの敵は、人々の頭髪を刈り取り、感情を奪う「毛狩り隊」。これもまた、「なんで毛狩り!?」ってなる、常識破りの設定ですね。

でも、このぶっ飛んだ設定だからこそ、ボーボボの戦いが際立ちます。読者は、この異常な世界観に引き込まれ、ボーボボの活躍に共感し、応援したくなってしまいます。

「アイデア大全」の「ランダム刺激」という発想法は、無作為な言葉やイメージから発想を広げるテクニックです。毛狩り隊という設定は、まさに作者の脳内で生まれたランダム刺激といえるでしょう。
そこから、「頭髪を刈ると感情がなくなる」という奇抜な設定が生まれ、ボーボボワールドの強烈な個性を生み出しています。

1.3. 予測不能なストーリー展開!固定観念に縛られない自由な発想

ボーボボの物語は、常に読者の予想を裏切る展開で進んでいきます。これは、作者自身が固定観念に縛られず、自由な発想で物語を構築しているからこそできることでしょう。

「アイデア大全」では、「ポアンカレのインキュベーション」という発想法が紹介されています。これは、問題を意識的に考え抜いた後、一度意識から離し、別のことをしたり休息をとることで、ふとした瞬間にひらめきが訪れるという方法です。

ボーボボのストーリー展開も、まるで作者がポアンカレのインキュベーションを実践しているかのような、自由奔放さです。読者は、この予測不能な展開に翻弄されながらも、常に新鮮な驚きと笑いを味わうことができたのでしょう。

2. ハジケリスト発想法をマスターするための実践トレーニング


ボーボボワールドから、具体的な発想法を学んでいきましょう。

2.1. 「ディックの質問」で、ボーボボワールドの深層心理を探る

「ディックの質問」は、「それは本当は何なのか?」と問い続けることで、物事の本質に迫るテクニック。
「アイデア大全」では、この質問を繰り返すことで、隠された前提や固定観念を明らかにし、新しい発想を生み出すことができるとしています。

この「ディックの質問」をボーボボワールドに適用してみよう!

  • ボーボボの鼻毛パワーの真の姿は?
    「鼻毛」という一見くだらないものが、なぜ最強の力を秘めているのか?
    もしかしたら、鼻毛は、人間の潜在能力を象徴しているのかもしれない。ボーボボは、その潜在能力を解放することで、強大な力を発揮しているのかも。

  • 毛狩り隊の真の目的とは?
    なぜ彼らは、人々の頭髪を刈り取り、感情を奪おうとするのか?
    もしかしたら、彼らは、人間の感情の力を恐れていて、それを封じ込めようとしているのかもしれない。

  • ハジケリスト精神の根源は?
    なぜボーボボたちは、常識を破り、自由奔放に戦うことができるのか?
    もしかしたら、彼らは、心の奥底にある「自由への渇望」に従って行動しているのかもしれない。

2.2. 「オズボーン・チェックリスト」で、ボーボボの鼻毛技を分析!

「オズボーン・チェックリスト」は、既存のアイデアを多角的に分析することで、新たなアイデアを生み出すテクニック。このチェックリストを、ボーボボの鼻毛技に適用してみよう!

  • 「他への転用」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛電撃」を、他の用途に使ってみたら
    例えば、発電装置に応用して、クリーンエネルギーを生み出すことができたら

  • 「他のものへの応用」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛神風」を、別のものに置き換えてみたら?
    例えば、「鼻毛」を「風力」に置き換えて、巨大な風力発電システムを開発できたら

  • 「変更」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛巨大化」を、さらに進化させてみたら?
    例えば、巨大化した鼻毛を自在に操り、ビルを建設したり、橋をかけたりできたら

  • 「拡大」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛分身」を、もっと強力にしてみたら?
    例えば、分身した鼻毛がそれぞれ独立して行動し、同時に複数の敵を攻撃できたら

  • 「縮小」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛ミクロ化」を、さらに精密にしてみたら?
    例えば、ミクロ化した鼻毛で体内に入り込み、病気の原因となる細胞を破壊できたら

  • 「代替」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛硬化」を、他の素材で代用してみたら?
    例えば、鼻毛と同じ強度を持つ、軽量で環境に優しい新素材を開発できたら

  • 「再配列」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛回転」を、異なる形で回転させてみたら
    例えば、回転する鼻毛で竜巻を起こし、敵を吹き飛ばせたら

  • 「逆転」: 鼻毛真拳奥義「鼻毛吸収」を、逆に放出する技にしてみたら?
    例えば、吸収したエネルギーを強力なビームとして放出できたら

  • 「結合」: 鼻毛真拳の技を、他の技術と組み合わせてみたら?
    例えば、人工知能と鼻毛真拳を融合させ、自動で敵を攻撃するシステムを開発できたら

2.3. 「シソーラス・パラフレーズ」で、ボーボボ語録を再解釈!


シソーラス・パラフレーズ」は、類語辞典を使って言葉の意味を拡張し、新たな発想を生み出すテクニック。ボーボボといえば、数々の名(迷?)言を残しているよね。

例えば、「渋谷区大型デパートヨコセヨ」という、首領パッチが叫んだ謎の言葉。これをシソーラス・パラフレーズで分析してみよう!

  • 「渋谷区大型デパート」を分解して、それぞれ類語を考えると、「渋谷区」は「流行」「若者」「情報発信」「混沌」「エネルギー」 、「大型デパート」は「消費」「欲望」「豊かさ」「多様性」「巨大」といった言葉が出てくる。

  • 「ヨコセヨ」は、「要求」「命令」「支配」「強欲」「我儘」といった意味合いを持つ。

これらの言葉を組み合わせると、「若者の欲望をヨコセ」「流行を支配しろ」「混沌としたエネルギーを我儘に要求する」といった、首領パッチの破天荒で予測不能な行動を象徴するメッセージが浮かび上がってくる。

ボーボボ語録をシソーラス・パラフレーズで分析することで、ボーボボワールドの深層心理や、隠されたメッセージが見えてくるかもしれません。

2.4. 仲間との絆!発想力を高めるシナジー効果

「アイデア大全」では、「ヴァーチャル賢人会議」という発想法を紹介している。これは、尊敬する人物や偉人を仮想的に集め、問題について意見交換をすることで、新しい発想を得る方法だ。

ボーボボも、首領パッチ、ビュティ、ヘッポコ丸といった個性豊かな仲間たちと共に、数々の困難を乗り越えてきた。彼らの絆は、まさに「ヴァーチャル賢人会議」のようなもの。

ボーボボの破天荒な行動力、首領パッチの冷静な判断力、ビュティのツッコミ、ヘッポコ丸の知識と経験…。それぞれ異なる個性を持つ仲間たちが、互いに協力し、アイデアを出し合うことで、より強力なシナジー効果を生み出しているんだ。

3. まとめ:ボボボーボに学ぶ、ハジケリスト発想のススメ

ボーボボワールドは、一見おバカで意味不明なようで、実は「常識破壊」「遊び心」「自由な発想」といった、創造性を高めるためのエッセンスがぎゅっと詰まっていることが分かりましたね。

ボーボボのように、固定観念をぶっ壊し、ハジケてみましょう。

4. 本文で紹介したアイデア発想法一覧

  1. 問題逆転: 問題を逆の視点から見てみることで、新しい発想を生み出す方法。「売上を上げるには?」という問いを、「売上を下げるには?」と逆転させて考えるなど。

  2. ランダム刺激: 無作為な言葉やイメージから発想を広げるテクニック。辞書をランダムに開いて出てきた単語や、目についたものをヒントにするなど。

  3. ポアンカレのインキュベーション: 問題を意識的に考え抜いた後、一度意識から離し、別のことをしたり休息をとることで、ふとした瞬間にひらめきが訪れるという方法。

  4. ディックの質問: 「それは本当は何なのか?」と問い続けることで、物事の本質に迫り、隠された前提や固定観念を明らかにすることで、新しい発想を生み出すテクニック。

  5. オズボーン・チェックリスト: 既存のアイデアを多角的に分析することで、新たなアイデアを生み出すテクニック。具体的には、「他への転用」「他のものへの応用」「変更」「拡大」「縮小」「代替」「再配列」「逆転」「結合」という9つの視点からアイデアを検討していく。

  6. シソーラス・パラフレーズ: 類語辞典を使って言葉の意味を拡張し、新たな発想を生み出すテクニック。

  7. ヴァーチャル賢人会議: 尊敬する人物や偉人を仮想的に集め、問題について意見交換をすることで、新しい発想を得る方法。

出典:アイデア大全


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