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『超褒め力』 〜心身が健康になる褒め方〜 [健康]


どうも、皆さん初めまして。1日10kmは歩く健康オタクの Chiakiです。

そして、今回この記事を閲覧して頂き有り難う御座います。


今回は、社会的健康を作るために効果的な『褒める技術』についてを話していきます。


ところで、皆さんは健康を高める上で最重要と言われるものをご存知でしょうか?

結論から言うと、、、

私達人間の健康に最も強く影響し、相関しているのは、

『信頼できる人間関係』です。

運動でも、食事でも、睡眠でもありません。

⭐️人間関係です。

(厳密に言えば、睡眠、食事、運動を疎かにすれば、暖かみのある人間関係の形成の障害になるので、同時並行で重視するのが最も効果的です。)


なので、今回の記事では、

・良質な人間関係を築くためには
・最強の褒めの技術について
・褒めることは、”共感性と自己管理能力の向上”に繋がる

以上を中心に紹介していくので、ぜひ楽しんで読んでくださると嬉しいです。


○長期的な健康の為の優先順位を知ろう


先ほどと重複しますが、結論は、、、

⭐️最も優先すべきは、『暖かみのある人間関係の形成』 です。

(これは私達の社会的な健康に該当します。)

そして、私達の人間関係がいかに濃密で、安心でき、信頼できるかによって私達の人生の寿命や認知能力、総合的な健康は左右されるのです


しかし、より良い人間関係の構築において、自らの健全性を高める必要があり、睡眠や食事、運動などを適切にとって置くことは必須です。

なので、決して人間関係が最重要だと言えど、運動や食事、睡眠などを軽視してはいけません。

それに、簡潔に”人間関係”と言えど、

信頼し合える人間関係の形成はそう簡単ではありませんので、改めて知識を深めることと自らの人間関係や心身の調子を振り返ることを推奨します。


● 健康を形成していく上で重要な3つの要素

①肉体的健康(フィジカルの要素)
→病気の有無、適切な体脂肪率、筋肉量かどうか、日頃の運動量、適切な食事、適切な睡眠時間の確保ができているかにも影響される。
②精神的健康(メンタルの要素)
→精神疾患の有無や神経症的傾向の度合い、自己効力感の高さ、人生の幸福感などに影響される。
③社会的健康(ソーシャルの要素)
→収入の高低や社会的な影響力や地位、人間関係(家族、友人、恋人、仕事仲間など含む)の充実度合いなどに影響される。


これら3つが総合的に心身の健康に大きく影響していて、これらはWHO(世界保健機構)でも、健康の定義として定義化されています。


以前の時代とは違い、現代の健康とは、

病気の有無や単純な肉体的健康だけが健康を測る指標ではなくなってきています。

そして、「人間の健康を作るものはなんなのか?」という研究も進んでいて、その結論もハーバード大学が75年と約20億円のコストかけて、解明してくれています。
(1938年から約75年に渡り、研究してきた、世界に存在する最も長期的な研究のうちの1つとして有名。)

答えは、先ほどの優先すべきことと同じく「人間関係」にあり、
良質な人間関係から生まれる『愛』が最も人間の幸福感を生み出し、

結果的に、人間を健康的にすると研究では考察されています


皆さんも人間関係の重要性は、私以上に理解していると思いますが、改めて考えさせられる研究報告ですよね?

それでは、”どのような行動が効果的に良質な人間関係を築けるのか?”

とても気になりますよね。

少しは興味が生まれたであろうと思うので、今回の本題を次から話していきます。


○「最強の処世術」 = 『上手に褒める技術』

結論、「適切に褒める技術」が最強であると言えます。

そして、今「褒める技術」についての書籍も書店などにも増えていることから、関心も高まっているのでしょう。

そして、ここで1つ皆さんに質問をさせて下さい。

Q.1日に貴方はどのくらい褒めれていますか?

この質問に関しては、

・”自他共に含めてどれだけ褒めることができたか”

・”実際に口に出したかどうか”

以上2つが重要な部分になるので、ぜひそれらを前提に数えてみて欲しいのと、自分のことを褒めることも、他人を褒める技術に繋がるので、ぜひ冷静になって数えてみましょう。


接客業の方や職業によってはかなり違うでしょうが、この秘めている回数は多い方が良く、より厳密にいうとどのように褒めているか?などが肝になってきます。

● なぜ褒める行為に効果があるのか?

信頼がある人間関係を構築していく上で重要なのが、
まず”自分は無害だ”ということを証明する必要があります。

そして、相手を褒めるという行為はこれに最適です。

理由は、大きく2つ。

①相手の生命維持機能という本能の部分をリラックスさせる効果がある

②相手の自己承認欲求を満たし、自尊心の充足に繋がる

人との人間関係を築く上で最も最初に意識すべきは、相手の”生命維持機能を刺激しないこと”。

これは、ザイアンスの3法則でも書かれていることが参考になると思います。

<ザイアンスの3法則>
① 私達人間は、知らない人間には、攻撃的、批判的、冷淡に対応する
② 私達は会うほどに、相手に行為を持つ(単純接触効果)
③ 私達は、相手の人間的側面を知った時に相手に行好意を持つ


人間は本能的に「敵か、味方か」を一瞬の内に判断をします。

だから、服装や立ち姿勢、髪型などの第一印象が重要だと言われているわけです。

「いかにして自分を敵視させないか?」を意識するだけでも格段と相手とのコミュニケーションの質は良くなります。

私もトレーナーをしていて、この人間の本能的な反応や機能を理解してから、他人とのコミュニーケーションが円滑になりました。

例えば、、

・敵意が無いことを示す為に口角をあげ、目も笑う意識で笑顔で挨拶する
・体全身で聴くように体は相手に向ける
・質問の量を増やし、質問も「5W1H」にする

などの相手の敵意や感情にフォーカスしたコミュニケーションを意識するだけで、仕事上でのお客様との信頼関係の構築が容易になり、かつ楽しくなりましたし、勿論それ以外の人間関係も苦労が減りました。

人間関係でのストレスと疲労が減るだけでも、全然人生の生きやすさ、特に精神的疲労感が減少しました。

私自身、これこそ「褒めると言う技術が最も重要である」所以です。


勿論、褒めるという迎合のスキルが高い人は、出世や昇進、収入の増加などのスピードも早いとユタ州大学の研究でも明らかになっています。

(調査結果では、顧客を褒め他グループの方が、「チップが33%多かった」、「成約率が5倍もアップした」などの結果があった)

褒めるという技術だけでも多くの高い効果を持っていて、他にも感謝を伝えるなどの行為も自らの好感度を高めたり、「謙虚で能力のある人間だ」という評価を作ルことが可能です。

数多くの成功者も「コミュニケーション能力が一番大事だ」と言っているのを良く見かけますが、その言葉は科学的にも理にかなっていたんですね。

「褒める」という行為1つでも深く考察し、調べてみると人生で成果を上げていく上で、必要性高く、合理的な行為と言えます。

ぜひ、良質な人間関係形成の為にも、自分を褒めるなどの小さなことからまずは初めてみるのはいかがでしょうか?

(感謝を伝える技術も紹介したいと考えているので、その記事も期待してお待ち頂けると嬉しいです😊)



○上手に褒める技術が、「共感性・客観性」と「自己管理能力」も高める

ここまで読んでくださった方には感謝しています。有難うございます。

さあ、ここまで読んでくださった方は、改めて「褒める技術」の効果量や効果の幅の大きさをご理解いただけたかと思います。

それでは、”上手な褒め方の条件” についてと、

褒める行為が”自らの共感性と自己管理能力が高める”ことに繋がることについて話していきます。


● 上手な褒め方とは? 

簡潔に説明すると、ポイントは3つです。

①相手の”努力のプロセス”を褒めること
②相手の”内面的な要素”にフォーカスして褒めること
③”事実や結果”のみを指摘し、褒めること
(一緒にアドバイスを貰うのも効果的)

簡単すぎるかと思いますが、この3つを抑えていればマズイ褒め方にはなりにくいと思います。

少し詳しく説明すると、マズイ褒め方の代表が、「表面的なことを褒めてしまうこと」にあります。

例えば、美人に対して「綺麗ですね!」は大して響かず、むしろ言われ慣れていますから効果は薄いし最悪、「この人は表面しか見てない」と思われ、逆効果になります。

しかし、上手な褒め方を意識して美人を褒めた場合、

 例)
「凄く綺麗ですね。日頃の心がけや美への努力が伺えます。」

→女性は必ずといていい程に、美への投資や労力をかけています。この裏の努力を評価するのは相手への表面以外も見ていますという意思表示にもなる。
この後、きっと謙遜します。した場合は、「謙虚な方なんですね」と言えばますし内面の要素も褒める形を作れます。

謙遜ではなく、相手が褒めに「有難う」や「そうなんです」などの素直な反応をした場合は、
「具体的にどんなことを習慣にされているんですか?」などの具体的な方法を聞きましょう。

自らアドバイスを求めるような形で会話を展開すれば、相手の会話時間も増え、相手の心理的開放度を高めることも可能になります。

答えてもらえたら、必ず「説明有難うございます」と感謝を伝えると綺麗な形でこの会話のテーマを終わらせることができます。

相手の会話時間が増えれば増えるほど、相手中心で会話ができるテーマも多く発見できるので、私みたいなまだまだ若輩者の意見ですが、

みなさんも好きな異性や仕事の同僚、お客様に活用してみてはいかがでしょうか??


良い人間関係を作る為の少しばかりの助力になれば、幸いです。


他にも、褒めるという行為は、、

基本的に、相手中心であることや「相手がどう感じるか?」などの共感性や自分の言動の客観性の発揮が不可欠であるという性質があるので、

褒めるという行為を向上させていく過程で、結果的に「共感性・客観性」と「自己管理能力」が向上します。

というか、これらの能力が高くないと、それぞれの人間に対して、適切かつ効果的に褒めるという技術を行使できないでしょう。


共感性や客観性は、今回のテーマでもある『良質な人間関係の形成』に置いて最重要な能力です。

共感性・客観性が高い人間は、、・「相手が何を感じているか?」「何を考えているか?」などの他人の思考や感情が、自分と違っていても相手の立場に立てる力。・自分の感情を理解し、その理解を理解し(メタ認知的視点)、他人との関わり合いを上手くマネジメントする力。

これらが上手く、能力として高い傾向にあります。

皆さんも付き合うならこういった人間と関係を構築したいですよね?

私も同じくです。

皆さんも自分が「こんな人間と付き合っていたい」と思う人に自分がなれば、自ずと良質な人間関係は築くことは可能です。

しかも、これらの能力は仕事でもとても重宝される能力です

俗にいうEQスキルの”社会的スキル”に該当します。

社会的スキルとは
→他者の気持ちや行動・動機を理解し、人間関係を改善させる能力

このEQスキルの向上にもなる得るので、「褒める技術」は侮れませんね。

↓EQについて もっと知りたい人にオススメの記事↓



そして肝心なのは、これらの能力向上には、確実に毎回意識し、実行に移す必要があります。

そこで必要になるのが、「自己管理能力」(別名:「自制心」)です。

褒める技術について等を言葉でつらつらと理屈をこねるのは簡単です。

しかし、まさに ”言うは易し、行うは難し” 。

結局は自己を制して、行動を重ね、経験を貯へ、自らの最適な方法を導きだすことが重要です。

仕事上でも、友人関係、恋人関係など多くのシーン、ましてはこれらは一番最初に述べたように健康で最も重要な要素です。

自分の自制心を高める方法は、褒めるという意識でも鍛えることはできますが、運動や瞑想などは特に自己管理能力向上に効果的です。

ぜひ、小さな行動でいいので、トライしてみましょう。


↓瞑想について 興味ある人にオススメの記事↓


↓運動について 興味がある人にオススメの記事↓



○まとめ

今回も長い記事ですが、読んでくださった方々には感謝で心が満たされています。貴重な時間を有難うございます。


最後に簡潔に今回の重要な点をまとめます。

⭐️褒める技術は、良質な人間関係を作る
→良質な人間関係は、私達の健康を決定づける要因の最も重要な要素の1つである。(収入や幸福感にも大きく影響している)

⭐️上手に褒める技術は、私達の「共感性・客観性」、「自己管理能力」も高めてくれる

⭐️「共感性・客観性」と「自己管理能力」は我々の人生において大きな武器になる
→仕事、人間関係、目的達成などのあらゆるシーンに有効に働く。


これからも健康についてを中心に発信していきますので、フォローなどして頂けるとモチベになります。

そして、「皆様に貢献できているんだ」という実感を持てるので、興味あればご自由によろしくお願いします。


それでは、また次回お会いしましょう。


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