健康への関心を高めるだけで、生産性が向上し、老化も予防でき、貴方の人生がイージーモードになる理由について。

初めまして、Chia self fitness　の　Chiaki です。

早速ですが、結論から言います。

⭐️自らの健康に対して意識できていない人、そして、健康的習慣が無い人は、自らの人生を軽んじていると言っても過言ではありません。

厳密に言えば、健康に関心を持たず、不健康な状態を許していることは、「自分自身で自らの脳を壊している」と捉えてください。

近頃は、本屋さんやインターネット上でも、”仕事の生産性上げる”や”効率的に行う”などのテーマの情報が増えてきています。

きっと多くの人の関心が集まっているんだと思います。

そして、それらのキーワードになっているのが 、
「健康習慣」と「人間の脳の理解」 です。

健康と脳の関係性については、今現在、数多くの論文や研究報告などが発表されています。

それらの結論の中で、

運動習慣が、脳の認知能力を大きく伸ばす

という結果が数多く出ています。

例えば、以下のような研究報告があります。

「およそ１００人の６０歳の被験者の脳をMRIで調べた研究」

[調査目的]
・加齢が脳に及ぼす影響の解明

[調査方法]
研究者は６０歳の被験者達を２つのグループに分けた。

グループ①：週に数回の頻度でウォーキングを１年間続けた
グループ②：同じ頻度で心拍数が上がらない程度の軽い運動を続ける

２グループどちらとも脳のMRIの検査を受け、また１年後検査を受けた。（被験者は各種の心理テスト受けながらMRIで脳を観察された）

[結果]

ウォーキングを１年間続けたグループが、

肉体が健康的になり、「脳機能の向上」もみられた。

詳しく説明しますと、、、
「”脳葉の連携が良くなった”、特に側頭葉と前頭葉、また側頭葉と後頭葉の連携が強化されていたこと」が、MRI画像からわかりました。

要するに、、、
「脳全体が一年前に比べ、より協調しながら働いていた」ということなんです。

（活発に動く事で、被験者達の脳内の結合パターンに良い影響を与えたと思われる）

この結果には、

⭐️『脳は物理的に変化させることが可能という働きを持つ』

ということを理解することができると思います。

そして、この働きは、人間が生来持っている働きであり、「神経可塑性」と呼ばれています。

＜神経可塑性とは？＞
脳内の神経細胞において神経細胞間のシナプス伝達の効率の変化、シナプス新生、神経細胞の樹状突起・軸索の側芽伸長というような機能的、構造的変化のこと指す。

この働きは、人間の「慣れる」という現象の流れが皆さんも経験したことがあると思うので、理解しやすいかと思います。

例えば、私たちは初めてやる事は上手くできません。当たり前だと思います。
しかし、頻度が増え、何度も何度もこなしていく事で、不慣れな行為も上手くなっていきます。

まさに、この流れこそが「神経可塑性の発揮」と言えます。

この働きには、私達に重要な事を教えてくれています。

それは、、、

私達人間という生き物は、己の努力や、心掛け、日々の習慣で、

自らを望む状態に変えることができる。成長できる。

という教訓を示してくれていると私は思いました。

「そんなの理想論だ」「成長なんて簡単じゃない」

確かにその通りです。

成長も、成功も、自己実現が難しい事は、私自身も痛感しています。

人生の中で、何度失敗し、何度苦汁を嘗めたか、多くの人ときっと同じでしょう。

だがしかし、この人間の誕生時から備わっている機能を放棄してまで、「できない」「無理だ」と考えるのは、間違っていると思います。

「〇〇がしたい」、「〇〇になりたい」など夢や自らを強烈に動かす目的こそ、私達の人生の意味であり、価値ではないでしょうか？

だからこそ、人生を強く感じ、人間である自分を信じ、己のしたい事や好奇心を諦めない。

そんな”成長思考”を自分の中心に強く打ち込む事をしてほしいです。

そして、この記事が皆さんの夢や興味あることへ打ち込む為のキッカケになれたら最高に嬉しいです。

まずは、この「神経可塑性」という人間の機能があるという事実を理解し、その上で、健康管理の必要性や不健康な状態への危機感を感じてもらいたいと思っています。

ぜひ、小さなことから始めてください。

なぜなら、いきなりジムでハードな筋トレを始めるのは簡単じゃないからです。

だから、毎日の心掛けとして、小さな意識を持ちましょう。

例えば、、

『良い姿勢を意識する』、『日常の中で歩くという選択肢を優先する』

『15分に1回立ち、軽くストレッチする（デスクワークの場合は特に）』

などが良いんじゃないかと思います。

まとめ

①身体を上手く動かせば、脳は今よりも効率良く働いてくれる。

　→「人生での自らのパフォーマンスが上がる」

②身体を活発に動かした人の脳機能は向上し、加齢の悪影響を抑制する。　むしろ脳が若返る。

今回の記事で少しでも皆さんの人生の力になれたら幸いです。

読んでくださり、ありがとうございました。

また、皆様とお会いできる事を楽しみにしています。