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恐れは感謝し、手放す

あなたは、何か恐れを感じることは、ありますか?

・犬が恐い

・幽霊が恐い

・失敗が恐い

・ジェットコースターが恐い

・年上の人が恐い


何かしら、自分で自覚がなくても苦手意識があったりするのは、恐れがあるからだと思います。

『恐れ』

というと、ネガティブな感情で、できれば感じたくないものというイメージがわくと思います。

恐れは、未来に対する悪い予測です。

その予測は、過去の記憶からきています。

記憶というのは、体験からきています。
体験というのは、実際に経験したことだけでなく、テレビのようなメディアから得た情報も含まれています。

例えば、真っ赤な血の付いたナイフを見たとします。

それを見て、3歳児であれば、何も思わないと思います。

でも、小学生の高学年以上であれば、“恐い”と思うかもしれません。

それは、テレビなどのメディアから得た情報で血の付いたナイフが『死』を連想させるからだと思います。

恐れの原因は、過去の記憶なのです。

初めてやることに対して、やったことがないから、不安がわく

なんてことがあるかもしれません。

経験したことがなくても、過去の記憶から、未来に起こる可能性がある悪いことを予測し、恐れを抱いているのです。

恐れは、ネガティブな感情ですが、自分を守ってくれていると言えます。

恐れを発動することで、未来に起きる可能性がある悪いことを回避しようとしているのです。

悪いことから自分を守ってくれています。

しかし、その“悪いこと”というのは、本当に起きるのでしょうか?

過去の記憶からきているだけで、幻想かもしれません。

『犬が恐い』という例を見ていきます。

恐れを抱く原因は、子供の頃、犬に噛まれたり、吠えられたりして、恐怖を感じたからかもしれません。

その記憶が原因で、大人になっても犬を見て、恐いと思う可能性があります。

しかし、大人になった今は、犬に吠えられても、恐怖を感じる必要はありません。
犬に噛まれるかどうかも、わかりません。

ですので、恐れがわいた時は、原因を探る、そして、大人になった今は、恐怖を感じる必要があるのかどうかを健全に疑います。

それで、恐れに飲み込まれている自分から脱することができると思います。

自分を守ってくれている恐れに感謝し、手放すことで、もっと楽に生きられるといいですね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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