結局弾き語りの本を買いました。

 ギターソロの方が楽しそうとか思っていたんですけれど、近くの書店にいい本がありませんでした。
 私の知っている音楽は、クラッシックかロックかアニソンかボカロで、流行のJ-POPは全く分かりません。流石によあそびとかは聞いたことがありますし、うっせぇわとかも知ってますが、ギター初心者向けの曲でよく出てくるマリーゴールドなどの曲は聞いたこともなくて、あまり積極的に弾こうという気にもなれず。
 
 ソロギターで流行のJ-POPを、みたいな本は何冊か置いてあったのですが、数十曲のうち二三曲しかわからず。それに数千円出すよりは、弾き語りでも知っている曲の多いボカロの本の方がいいかなと思いました。これはこれで難易度が高くて苦戦しそうですけれど、前にも書いたようにやっぱり知っている曲の方がやる気が出ていいかなと。

 楽器の敵は(楽器に限らずなんでもそうだとは思いますが)挫折してやめてしまうことだと思うので、あまり難しい曲をやるというのはよくないことかもしれません。挫折だけでなく、基本ができないまま弾ける気になったりするのもリスクだと思います。
 
 少しだけ話はそれますし、機会があれば個別でこれについても思うことを好き勝手書きたいとは思うんですが。
 YouTubeで、がむしゃらに努力する系の動画を投稿している人が何人もいます。スポーツについてはよくわかりませんが、少なくともピアノに関しては、全くの初心者が難関クラシック曲に挑戦したり、鍵盤に光りが落ちてくる動画で勉強してたり、全く意味のないことをやっていたらもやもやします。いえ、全く意味がないというわけではないのかもしれませんが。あの方法では本当に弾けるようには永遠にならないでしょうし、中途半端に弾ける自負だけが生まれて、一生基礎から学びなおそうという気分にならなくなってしまいそうで。
 基本が出来ないと意味ないですからね。よく私が使う表現ですけれど、というか普通に昔からある言葉を言えば納得してもらえると思うんですが、まさに砂上の楼閣です。基礎が無ければ砂上の楼閣なのです。


 最も、これから難易度が高いと感じたギター曲を独学でやろうとしている私に偉そうなことは言えないんですが。とにかく、弾きたい曲を弾ければいいという感じで練習すれば、もし本格的に学ぼうと思った時に死ぬほど苦労すると思うので、基礎練習は大事にしたいです。

 ボカロの曲ではローリンガールを弾けるようになりたいのですが、これを中目標にしつつ、Fコードに素早くコードチェンジできるようにする、教本の練習曲を毎日やる、初心者向けの教本から得られる学びはすべて得たと言えるようにする、などの目標も決め、とりあえず数か月の間の目標は毎日ちょっとでも練習する程度の簡単なものにしておこうと思います。

 ギターは独学で十分通用するとは聞いていますが、機会と余裕があれば、ちゃんと数回のレッスンでも習いたいなとも思います。

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