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「本能寺の変」を題材にした作品 アニメ「時空の旅人」

「敵は本能寺にあり」という明智光秀の名言で有名な「本能寺の変」。それが起こったのが1582年の今日、6月2日です。

織田信長のファンからすれば、

「ほんと、コイツ(光秀)が余計なことさえしなければ信長が天下を取れたのに!きーーっ!」

といったところでしょうか。

明智光秀を主役とした大河ドラマ「麒麟がくる」の中でも描かれた「本能寺の変」ですが、実際のところどうだったのか?黒幕がいたんじゃないのか?信長の遺体はどうなったんだ?などなど、歴史愛好家の中でもいろいろと物議を醸すような出来事のひとつになっていますね。

あれだけの隆盛を誇った信長がこの出来事ひとつで命を失ってしまったり、その信長を討ったはずの光秀もすぐ後に秀吉に敗れて「三日天下」と言われてしまったりと、このあたりはなかなか“歴史の妙”を感じますね。


そんな「本能寺の変」を題材にした漫画・アニメ作品というのも実はいくつかあります。いろいろと歴史の動く出来事なので、物語にしやすいのかもしれませんね。

今日はその中からひとつの作品を紹介します。


時空の旅人(ときのたびびと)

今回紹介するのは1986年に劇場公開された角川映画「時空の旅人」になります。かなり昔に公開されたものなので知らない人も多いことでしょう。

また、同時上映された手塚治虫の「火の鳥 鳳凰編」のほうのインパクトが強かったこともこの「時空の旅人」の印象を薄くしている原因かと思います。

アニメ「時空の旅人」は現在ではdアニメストアなどで見ることができます。


未来から来た少年の影響で歴史の節目節目へと移動することになってしまった主人公たち一行。巡り巡って辿り着いたのは「本能寺の変」の起こる数日前の戦国時代で……という、いわゆる「タイムスリップもの」です。

当時のキャッチコピーは、

『信長は果たして本能寺で死んだのか?!』

というものになります。

なかなか惹かれるコピーですよね。例え物語であったとしても、「信長が本当はどうなっていたのか知りたい」と思わせるようなものです。

興味のある方はぜひ見てみてください。


ちなみにこちらの作品、ファミコン用ゲームとしても出ています。ただし、原作とはほぼ関係のない“クソゲ―”として有名なのであまり気にしないほうがいいかも……。


「本能寺の変」はそれ自体が大きなドラマなので、小説や映画などでもよく取り上げられる題材です。今回紹介した「時空の旅人」以外にもいくつかのアニメ作品があります。

それぞれで「本能寺の変」をどのように捉え、どのように描いているか。それらを見比べてみるのも面白いかもしれませんよ。

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