「FF14しくじり先生」を見て 成功したときこそ振り返る大切さ
ゲーム好きな方々、「FF14のしくじり先生」は御覧になられましたでしょうか。
僕はABEMAで公開されてから見ていたのですが、先日後編部分も出ていたのでやっと全編見ることができました。
(無料期間は短いので、今から見ようとすると有料になってしまっているかもしれません)
ちなみに僕は現行のFF14はプレイしておりません。「やってみようかな」と思ったことは何度かあるのですが、未だに踏ん切りがつかず始められずにおります。
そして僕は“ダメだったころのFF14”つまり旧FF14をプレイしていた人間です。もっとも、半年も遊ばなかったですけどね。一応サービス開始当初からやってました。
なので、旧FF14のどういうところが良くなかったか、は分かるつもりです。
番組についてはとても楽しく見ることができました。
今回はネタばれになるような部分はなるべく避けて、印象に残った部分を感想として残そうと思います。見ようと思っている方、特にモノづくりをしている方はぜひ番組の方を見てみてください。
FF14しくじり先生で印象に残ったところ
成功をそのまま反芻しない
これは何もゲームに限ったことではありませんね。漫画や映画なんかでもよくあることです。
大ヒットを飛ばした漫画家が、その作品を終えた後で同じような作品を出しても、まぁ大抵は当たりませんよね。読み手としてはどうしてもその「ヒットした方」と比べてしまうからです。
映画にしてもそう。1作目では楽しめた作品でもパート2を観ると「ん…?」となり、パート3になると「んん~!?」となるような作品。けっこうありますよね。
「当たったんだからこのまま次を作れ」
というのは、組織の上の人間がよく言うところ。しかしながらチャレンジしていくことを無くしていくと、どんどんどんどん先細りしていくだけだと思うんですよね。
「新しいものを感じない」とユーザーは離れていくもの。
今は日本のゲーム全体にそういうところがあるような気がします。“ガワ”が変わっているだけで、なんかやっていることが同じなんですよね。特にソシャゲに至っては。
成功しても反省をする
“反省”というとあれなので“振り返り”のほうが良いでしょうか。
「成功した!良かったね」
「次もこれやろう!」
ではなく、成功したなら成功したなりに良かった部分と悪かった部分があるはずです。
ダメだったときだけ反省するのではなく、成功したときもしっかりと内容を見つめ直すというこの姿勢。
これはとても大事だと感じましたね。
FF14が新生されたとき、僕としては特に興味を持っていませんでした。旧版を知っているからか余計に、
「まぁわざわざ作り直したんだから、前よりはマシなのかな」
と、ちょっと冷めた目で見ていたんですよね。
それが今やこんな大人気のゲームになるとは……。
僕から見ると吉田さんは“しくじっていないしくじり先生”のように思えます。しかしながらそこには、実は表に出していない様々な苦労がきっとあったと思います。そうでなければアレ(旧FF14)から今のようにはできなかったはずです。
FFが好きで、ゲームが好きで見てみた今回の「FF14しくじり先生」ですが、僕にとって非常に為になるものでした。
今回はこのへんで。
それでは、また。
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