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架空OL日記が好きだ

皆さん、架空OL日記という作品をご存じですか?

架空OL日記』(かくうオーエルにっき)は、バカリズムによる書籍。バカリズムが2006年からOLになりきって架空の日常を綴ったブログ「架空升野日記」を書籍化したものである[1]2013年小学館文庫から2巻を発行。 2017年4月13日より読売テレビ制作にてバカリズム原作、脚本、主演で連続ドラマがスタート、2020年に同じくバカリズム原作・脚本・主演で映画化。[2]

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2017年、まだ一人暮らしをしていた時に深夜にやっていて、ベッドに転がってダラダラ見ていた。特別な感情などはなく、頭を使わずに見られて、考察とかしなくて良いストレスフリーな気軽な日常系作品だな~と思いながらボケ~っと見ていた。

誰か特別な推しが出演者の中にいるだとか、バカリズムさんのファンだとか、全然そういうことではなく(何だかごめんなさい)、とにかくしんどくなくてストレスフリーで見れるのが私的にすごく良かった。

社食の酢豚のパイナップルがアリかナシかロッカールームで話し合うだとか、会社帰りにジムに行って惰性で運動したり、その帰りにカフェでケーキ食べちゃったり、嫌いな上司を自分たちの中でしか分からないあだ名で呼んで悪口を言ったりだとか、ただただ起承転結も特にない日常。

ただこの作品、私は2023年の今、めちゃくちゃループしてHuluで見まくっている。私の仕事は在宅勤務のフリーランスのため、仕事中にiPadで垂れ場がしている。セリフもちょっと覚えてきてしまうくらいループしている。

私は数年前まで普通に会社員としてデザイナーをしていた。私はただ毎日普通に仕事がしたいだけなのに、会社には面倒な人や関わりたくない人がいる。私はどうやら人付き合いが得意でなかったようで、架空OL日記のOLたちみたいに、仕事で力を合わせ、嫌いな上司の悪口を陰で言い合いストレスを発散し、ロッカールームで漫画を貸しあい、会社帰りにカフェでお茶をし、アトレで化粧品を一緒に買いに行き、休みの日には一緒にカラオケに行けるような間柄の人間関係は一切生まれなかった。
今も答えは分からないけど、私の理想がそこに詰まっていたから、こんなにも何度もリピートして見ているのかもしれない。

年齢、立場問わず、人間ってどうして仲良くできないんだろうと思って30年ほど生きてきたけど、私が無理やり難しく生きてきただけかもしれない。
きっと私に優しく手を差し伸べてくれた人もいただろう(今考えたら確実に居たとは思う)

今は自分にはあまり他人と関わらない、家で仕事をするフリーランスが向いていると思うことが結構ある。また別の記事で詳しく書こうと思うが、私は心底自由な働き方の方がいい。人の顔色を伺いたくないし、人の機嫌の浮き沈みに左右される日々を送りたくないので。
ただ、架空OL日記を見ていると、人と働いている人たちがとても羨ましく思うこともあるし、バイトでいいからどこかに所属して新たに人間関係を築いてみようかな~という気持ちになったりもする。

見た人ならわかると思うが、このOLたち、別に全員がキラキラしているわけでもない。
基本的に年齢がバラバラの5人の女性行員たちを取り巻く話なのだけど、この5人、全員タイプが違うのだ。年齢も性格も、着ている服の系統も全然違う。
けど、それでも仲良くなれるのは職場か趣味の世界だけかなと、私は思う。

まぁこの記事、何の話やねんって記事なのだけど、最近しんどくて頭の中を少しでもアウトプットしたかったので日記くらいの軽いノリで書いたどこにも属さないなんとなくの記事である。

もし興味のある人がいたらHuluで架空OL日記を見て欲しいな!っていう記事でもある。
ちなみにドラマ版を見てから、是非映画版も見て欲しい。
両方Huluにあるよ!


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