三十路独身女、日記をはじめます

2019年12月18日 水曜日

先月30歳になった。一桁目が"ゼロ"になったというのは、なんとなくふりだしにもどったような、今までの事は一度リセットして、これからの人生を送ってみようかなと思ったりしている。

リセットの証に今までの自分にはない要素をひとつはじめてみよう、ということでnoteで日記を書いてみたい。

今までもメモ帳や日記をつけてきたが、意外と後になって読み返してみると自分的にはとても面白い。自分が書いたはずなのに、ほかの誰かの読み物を読んでいるような心地にもなったりする。ただ当時の自分には分かることはすっとばしている部分があり、それが今になっては思い出せないのがちょっと残念だったりした。最初からほかの人に読んでもらうつもりで書いてみたらもっと良い読み物になるかもしれない。

もうひとつの理由は、小さい頃からの作家への憧れ。高校生くらいから本をたくさん読んで、いつかエッセイイストや小説家になりたいと思っていた。大学で歯学部に入って歯科医師免許をゲットしたので今の仕事はおもに歯科医師だが、いまだに活字に触れるのが好きだ。大学生の頃からTwitterをはじめて、思ったことを書いて共感してもらえるのはやはりとてもうれしいし、最初は身内ではじめたものの今ではTwitter上で繋がることができた友達もいる。だけど当然、出来事や感情の動きは140字にはおさめられないので、日記に少しくわしく書いてみようと思う。

あと、実際に書こう、と決めたのは、辻仁成さんの日記を読んだことによる。彼の『冷静と情熱のあいだ―Blu』は高校生のときに読んで、胸が熱くなったのをいまだに覚えている。彼はdesignstoriesというウェブマガジン(https://www.designstoriesinc.com/)を立ち上げてから一日も休まず日記を書いているというのを、昨日知った。私もやってみたくなった。

日記をとおして、自分自身を観察して、さらに人とも繋がれたらいいなと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?