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ピーロート・ジャパンワイン試飲会初参加の感想

 2019年12月24日㈫

 毎週火曜日は研究室のカンファレンスがある。今日は友達(クリスマスイヴにデートの予定もないし、ということで)と夜ごはんにいく予定だったので朝早めにおきてでかける準備をした。久しぶりにすごくすっきり起きれた。昨日もジムで走ったからか、めちゃめちゃ寝つきもよかったし寝ざめもよくて気分爽快!

 日中にやることがおわって、夜ごはんの前までおでかけした。東京ミッドタウンの『ピーロード・ジャパンワイン試飲会』のチケットを、ペアグラス付きに惹かれて事前に購入していた。はじめてワインの試飲会というものに参加したのだが、アテンダーさんかひとりついてくれて、自分の好きそうなワインを色々もってきてくれて試飲させてもらった。結果的に、なんと12本・4万7千円のお買い物になった。購入にふみきったのは試飲でエンジンがかかったせいかもしれないけど(笑)、いろいろとはじめて知ることも多かったのでこれも人生経験、と位置づけようと思う。

 なぜ12本まとめ買いなのか?には、いろいろと話しているうちに理由をきけた。アテンダーさん曰く、ワイナリーで作られるワインはほぼ"1点モノ"も多いそう。ワイナリーは世界にほぼ無数に存在して、一つのワイナリーで同じ年に同じワインを大量生産することは少なく、『これが美味しい!』と思ってもまた同じものに出会えるとは限らないのだそう。それに同じワインでも年数が経つにつれて味が変わってくるので、美味しいと思うワインがあったら複数本買って、その変化を楽しむというのがおすすめだそう。ワインは熟成させることによって角がとれて丸くなっていく、と表現していて、まるで人間と同じなのは面白いし、でワインを味わってみたくなってしまった。(笑) あとは、ピーロード・ジャパンはワイナリーから直接仕入れるため1本あたりの本数は安くなる代わりにまとめ買いをしてもらう、という販売方法でもあり12本2種類から、6本単位で1種類追加することも可能とのこと。

 もうひとつ学んだのは、ワインの選び方。どうやって選んだらいいんですか?とアテンダーさんにきくと、『自分が美味しいと思うワイン』でいいそうだ。ごはんと一緒で、高級なフレンチよりもお手頃な定食が美味しいと思うのなら生姜焼き定食を選べばいいように、実際にいろいろと飲んでみて自分が気に入ったものを選ぶのがベストだと、なので試飲して気に入ったものを買ってもらえるように試飲会をしているそう。あれこれ知識だけで頭でっかちになるよりも、実際に自分でふれて味わって、自分の好きな気持ちを尊重する、というのはワインに限らず人生のどんな選択にも使えるなと、なんとなく思った。個人的に『酸化防止剤』が入ってるものは悪酔いしやすい、という話をきいたことがあったが、防腐剤はとうふでいうところのにがりみたいなもので、熟成させるには必要だし酸化防止剤無添加で選んでしまうのはもったいない、とのこと。あとは知識として、美味しいと思ったワインのワイナリーで作られたワインは性格が似ていることも多いそうなので試してみるといいかもしれない。

 私が美味しいと思ったのはまずカリフォルニアの赤ワイン。このワインはブドウの品種をいくつかブレンドしていて、サングリアのようにフルーティーで美味しかった。ちなみにフランスワインは法律でブドウは単一品種のみとかアルコール度数も厳格に決められているのに対し、このワイナリーのオーナーは好きなものを組み合わせたい、とカリフォルニアにブドウの品種を持ち帰ってブレンドして作ったものだとのこと。自由な気質がわたしとも合うな、と思ってこれにした。(笑) もうひとつ、フルーティーな白ワインをお父さんへのプレゼントにしようと思って買った。

 本当はドイツの白ワイン、ピーロドブルーも欲しかった。こちらも甘めのさわやかなワインでアルコール度数8.5%と低くて気軽に飲めそうなのが魅力的だった。さすがに一人暮らして18本は、と思ってやめといた。(笑)来年11月に恒例の試飲会があるそうなので、そのときの楽しみにとっておこうと思う。

 ワインは生物学とか国柄とかあと人間性なんかも垣間見れる味わい深いお酒、というのを知れて楽しかった。美味しいワインに出会いたい!という人はぜひ!

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