色々な事態を想定し動いていくべき
北海道日本ハムファイターズは1日、高浜選手ら4選手とコーチ1人、スタッフ2人の計7人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。前日に陽性が判明した3選手と合わせて10人がコロナにかかり、2日に予定されていた埼玉西武ライオンズと北海道日本ハムファイターズの試合は中止が発表された。
ライオンズは昨年も8月に相手のSoftBank戦でSoftBank側にコロナ陽性者が出てしまい、中止になった過去がある。
陽性が出てしまった選手、コーチ、スタッフの方々はお大事にして治してほしい。
しかしこういう形での中止は今東京大阪などで緊急事態宣言が出ている中で今後も出てくる可能性は充分ある。
30日、鈴木直道北海道知事は「感染拡大が抑え込めない場合大型連休でもまん延防止を含めた強い対策を検討する」と述べていた。
北海道といえば昨年も他見に先駆けて緊急事態宣言を発令しただけに今後まん延防止を飛び越えて緊急事態宣言になる事は充分考えられる。
まだワクチンの供給、接種が充分でない中従来株よりも感染力が1.2~1.6倍高いN501Yの英国株、更には免疫効果を低下させる可能性と感染力が高い可能性のL452Rのインド株が国内に入ってきている。ニュースだと例えば都内在住でインド変異株にかかった人には海外渡航歴はなく、水際対策は無理な話という事になる。
コロナの種類も多様化し、今後あらゆるところでクラスターが発生していくだろう事が予想される。
NPBも起きてから考えるのではなく、あらゆる事態を想定した対策、またそれに準じたメッセージを出す事が求められる。
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