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「セスキプラス」って、どんな洗剤?

界面活性剤を使わない洗濯用洗剤

セスキプラスは洗濯用洗剤です。2012年11月に当店が開発し販売を始めました。

「セスキ」というと、一般的にはシンプルなアルカリ剤「セスキ炭酸ソーダ」を指します。台所の油汚れ落としや住居の軽い拭き掃除等に重宝されている方も多い事でしょう。

実はセスキ炭酸ソーダは洗濯もできます。アルカリによる油脂乳化作用、タンパク質分解作用を生かして軽い汚れなら洗い落とせるのです。生分解が不要なので環境への負荷も小さい優れものです。

ただ、弱点もあります。

まず、汚れを充分に落とす為には3時間以上の浸け置きが必要。忙しい現代の暮らしではその浸け置き時間を取れないケースも多いのです。また、界面活性剤と比べるとやはり洗浄力は大きく劣ります。

環境保全は大事。でも、洗濯用洗剤としての使い勝手も大事。何とかそれらを両立できないか。そう考えて開発したのがセスキプラスなのです。

「酵素」で汚れを分解除去

セスキプラスとセスキ炭酸ソーダの一番の違いは「酵素」です。

セスキプラスには、セスキ炭酸ソーダの持つ軽い洗浄力に酵素の汚れ分解&反応促進パワーが加わっています。

それにより従来のアルカリ洗濯で必要だった長時間の浸け置きが不要になり、洗浄力もアップ。より短時間でよりスッキリ洗い上げることができます。

合成洗剤と同じように使える

使い方はとっても簡単。洗濯物を洗濯槽に入れてスイッチを押し、適量のセスキプラスを振り入れて洗いスタート。

溶け残りを気にする必要なし。長時間の浸け置きも必要なし。すすぎは1回でOKです。

環境に負荷をかけにくい成分

セスキプラスの洗浄成分は、セスキ炭酸ソーダと4種類の酵素、そして過炭酸ナトリウム。界面活性剤は含んでいません。

排水と一緒に環境中に出たセスキ炭酸ソーダや過炭酸ナトリウムは生分解不要。過炭酸ナトリウムも汚れと反応した後は生分解不要の炭酸ソーダ・酸素・水へと分解されます。

酵素はタンパク質なので分解が必要です。しかしセスキプラスの酵素配合量はほんの僅か。界面活性剤使用の洗剤と比べると環境への負荷は遙かに低いと言えます。

使用量が少ない

セスキプラスの使用量は以下の通り。酵素の洗浄作用が優れている為、料理用小さじで計れる位に少なくて済みます。

・全自動洗濯機 水30Lに小さじ1.5~2杯
・ドラム式洗濯機 洗濯物4kgに小さじ1杯

使用量が少ないということはコストが安いという事。そして環境に与える影響もより少ないという事。セスキプラスはお財布にも環境にも優しい洗剤なのです。

香料は天然精油のみ

セスキプラス配合の香料は天然精油(エッセンシャルオイル)のみ使用しています。合成香料は使っていません。

洗濯の間だけ仄かに香り、乾くと無臭になります。衣類への残り香が周囲に及ぼす影響等についても心配せずに済みます。

香りのしない無香料もご用意しています。


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