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チームに無礼な人を入れてはならない

大学バスケットボールの名コーチとして殿堂入りも果たしたジョン・ウッデンは「重要なことは、人は他人を気遣わなければならないということだ。自分の得のためだけに他人を利用することがあってはならない。」と言います。

当然と思う人も多いと思いますが、正直なところ僕は時々、名上の方に対して自分が先に気遣われなければ気遣う気持ちになれない。というまるで赤子のような考えを抱くことがあります。
無論、敬意を払うことはしますが...。

そして、ウッデンのような文化は企業やチームであればそれは採用の段階から始まります。
彼は自らの高い理想に適う人材だけを組織に入れるようにしており、そういう極めて厳しい選考基準を維持するのは、リーダーの責任であると言います。
また、面接では方法を体系化し、どの人材に対しても同じ質問をし、順序も必ず同じにしています。こうすることで入社後の仕事ぶりがかなり正確に予測できることが調査によってわかっています。

自分たちが守るべき礼節の水準を明確に定め、仕事上で関わる人全てが、その水準より上になるようにすること。社員だけでなく、社外のアドバイザーや提携企業などの社員や顧客まで関係する全ての人が礼節ある行動を取れるのが理想であり、ナイキは実践しています。

僕たちのチームでも礼節の水準を明確に定めようと思います。
もしも誤った人間を入れてしまったら、その損失は計り知れません。
ジェフベゾスは「誤った人間を雇うくらいなら、50人面接してひとりも雇わない方がいい」とまで言っています。
まさに百害あって一利なしということでしょう。

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