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ビジョン

「ケン・ブランチャード」(ザ・ビジョン)
偶然手に取った本であるが、自身のビジョンを明確に見据えるヒントになればと思う。
また、少しでも皆さんのビジョンを見据えるヒントになれば幸いです。

ケン・ブランチャード

今週の読書本はケン・ブランチャードの「ザ・ビジョン」
ケン・ブランチャード社の共同商業者にしてCSO(最高精神責任者)
著書・共著書は30点以上。「1分間マネージャー」「1分間リーダーシップ」「1分間顧客サービス」など…「1分間」が好きらしい是非読んでみたい。
また、国際経営協議会のマクフェリー賞を受賞。この賞はピーター・ドラッカーなども受賞しているそうだ。

ビジョンとは

「ビジョンとは何か?」僕はこれを知り明確なビジョンを立てたいと常々考えているが未だ明確なビジョンは持てないでいる。

そこでこんな実験がある。
4リットルの大きな壺に拳大の石を1個ずつ入れていく。これ以上入らなくなったところで「この壺はいっぱいか?」と聞く。すると皆が「いっぱいです」と答える。次に小さな石を同様に1個ずつ入れていく。同じ様に問うと「…」最後に砂を同様に入れる。この実験で何が言いたいのか?

「どんなにスケジュールがいっぱいでも考え方次第で仕事を入れることができる」ということではなく、「大きな石を最初に入れないと、それは永遠に入れられなくなる」ということ。
あなたの人生の「大きな石」は何か?

僕は毎週末自分のビジョンについて「7つの習慣」などを参考に少しずつ考えており、読書もその一貫です。

立ち止まってでも考える価値のあることではないでしょうか?

使命とは

「あなたの会社のビジョンを教えて下さい」この問いに対して僕は答えられないでいる。

だが、ビジョンとは社員全員が明確に理解していなければ、自分達の存在意義と使命を知ることができず、全力でことを成すことができない。
特に目的意識を強く持つタイプの人は尚更だろう。

では、使命とは何か?
例えば、マットレス会社はマットレスを商品として売るけれど、彼らの使命は「安眠」を提供することである。この「安眠」を提供することこそが使命なのだ。

目的を持つことの効力

「目的意識の持てることしかやらない」というのが僕の本音で、そうなる様に行動を意識している。

目的を持つことにより絶大な効果を示す話があります。
3人の労働者が建設現場で働いていると、通行人が近づいてきます。1人目の労働者は汚れと汗まみれで、仏頂面。「あなたは何をしているのですか?」そう尋ねると「レンガを積んでいる」と言う。2人目も汚れと汗まみれで、仏頂面。同様に尋ねると「時給2ドルで働いている」と言う。3人目は汚れと汗まみれでしたが、生き生きとした表情で仕事を楽々と片付けているように見えました。同様に尋ねると「大聖堂を建てている」と言いました。

目先の作業ではなく「目的」に主眼を置くことで全く同じ作業でもその効率や達成感はまるで違うということです。

アウトプット

会社で偶然見つけた本で目についたので手に取った。思った以上に良い本である。要所に実例が上がっており、その根拠がしっかりとわかるようになっている。

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