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クリスティーンポラスの著書「Think CIVILITY」読み終えました

本書を読み始めた理由は自分には「礼儀正しさ」が足りないのではないかと常々感じていたからです。
自分の中では「敬意を払っている」「言葉遣いも悪くない」と思っていますが、自分がそう思っているだけということがよくある話です。

こうした振る舞いは時間が経てば経つほどに固定概念として染み付いてしまうので、今しかないと思い、手にとりました。
若者の多くは無礼な方がかっこいいと思う方も多いでしょうが、この考え方には危機感さえ覚えます。
30、40を過ぎた頃に態度の悪い人間ほど醜いものもないでしょう。

さて、本書を読んだことで「礼節」と「無礼」という基準が僕の中に生まれたことが何よりの収穫です。
これらのことは目に見えづらく気づきづらいことなので意識的に改善していかなければ一向に良くなりません。さらに、これらの及ぼす影響の大きさは「コロナウイルス」や「インフルエンザ」などの病に匹敵すると僕は思っています。

実際、「無礼」な態度や仕打ちによってストレスを抱え、命を落とす人もたくさんいますし、職を離れなければならなくなったり、生きる希望を無くし、無気力状態になってしまう人もいます。
何より、コロナなどの病よりもタチが悪いのが「礼節のある良い人間」に感染しやすいということです。
ただ、反対に「礼節」ある行動というのも周りに感染するのでこの点は非常に魅力的です。

今日から少しずつでも「礼儀正しい」振る舞いを心がけ、自分への的確な指摘には耳を傾けるようにしていきます。

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