見出し画像

見守っているから、思いきり走ってくれればいい

「駅伝連覇って、すごく難しいじゃないですか。だから、結果気にせず、思いっきり走って欲しいです」

決して、甘えるわけではありません。
でも、見守ってくれている。
だからこそ、期待に応えたい。
そんな愛の深さに勇気づけられることも、
きっと選手にはあると思います。

いよいよ今月、11月27日(日)に
スタートする「クイーンズ駅伝2022」。
昨年、悲願の初優勝を飾った積水化学は、
連覇を目指し、大会に挑みます。

その大きな力となる応援を、
現地仙台で取り仕切ってくれているのが
セキスイハイム東北の佐藤さん。
3年ぶりに沿道観戦解禁となる今年は、
「コロナの間はやはり寂しかったので楽しみです」と
心待ちにします。

小さな身体で、本当に一生懸命頑張ってる

2001年に入社し、
「当時は高橋尚子さんがいて、全国的に有名な陸上部を持つ会社の一員でいられるのが誇らしかった」
と話す佐藤さん。

それから総務人事部に配属となり、
2015年から駅伝の現地応援をスタート。
現在はイベントがあったときの取りまとめとして、
選手たちにエールを送ってきました。
陸上競技部の魅力について、佐藤さんは
こう語ります。

「営業の現場で商談時の話題にしているのもありますが、意識が高くなったのは実際に見てからですね。みんなすごく小さな身体で、本当に一生懸命頑張ってるじゃないですか。仙台でやるから年1回の風物詩としても盛り上がるし、応援したくなりますよね」

「自社でそういったスポーツチームを持っているのって、大きな会社の中でも一部だけでしかない。業績の面もありますが、手放さずになんとか続けて欲しいなと思っています」

スポーツ観戦って生が1番

新型コロナウイルスによる影響で、
応援自粛となった近年の大会。
その間も、本社でテレビを流したり、
ZOOM中継配信を視聴したり、
可能な範囲で応援してきました。
3年ぶりに沿道で応援が可能となる
今回を、メンバーも心待ちにしています。

「やっぱりスポーツ観戦って生が1番なので、”やっと”という感じですね。例年は、10か所ぐらいある応援ポイントのうち、5~6か所に10~20人ぐらいを配備して応援していました。いつも応援しているメンバーからも『今年はどうしますか』と聞かれたり、みんな楽しみにしています」

レース後の選手たちの会社訪問も、
楽しみのひとつ。

「以前から選手の方には、駅伝にあわせて会社に来てもらって、社長や幹部に会ってもらったりしていました。去年は駅伝翌日の月曜朝に来てもらって、優勝報告会みたいな感じになりましたね。去年は(何も準備していなかったので)優勝した瞬間から「どうする?とりあえずお花買いに行こう」みたいな話になったのですが、盛り上がるので今年も楽しみにしています」

”連覇”とか”王座を守る”って、すごく難しい

長年、現地で応援してきた佐藤さんは、
選手たちへ、暖かいメッセージを送ります。

「応援する側としては、身勝手な立場から連覇を願っていますが、”連覇”とか”王座を守る”って、すごく難しい。だから、去年優勝したことは1回忘れて、去年の”初優勝するぞ”って気持ちで走ってもらえると良い結果が出るんじゃないかなって。それが難しいんだと、思うんですけどね」

「よく言うのは野球もサッカーも、東北の人って優勝したら嬉しいけど、5位でも6位でも暖かく応援するんですよ。順位にこだわってないと言えば嘘ですけど、見守っているので結果を気にせず、思いっきり走ってほしいですね」

だからこそ、その期待に応えられるように。
これからレースまで、一番の努力を続けていきます。


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
--------------
積水化学女子陸上競技部 セキスイフェアリーズ 公式HP  https://www.sekisui.co.jp/company/rikujou/
🔔積水化学女子陸上競技部Twitter
👍積水化学女子陸上競技部Facebook
📗積水化学女子陸上競技部note

🎽 クイーンズ駅伝 @宮城 11/27

ご声援よろしくお願いします!!
--------------