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みんなの声に耳を傾ける/21-22キャプテンインタビュー②

昨シーズンから積水化学女子陸上競技部の
キャプテンを任める宇田川侑希選手
2年目を迎える今シーズン。
本人は「今年はチーム意識を
早い段階から持ちたい」と語ります。

彼女がそう思った理由を、聞きました。


チーム意識を早い段階から培っていきたい

――昨年を振り返って、今年はチームでどんな考えを共有したいですか?

昨年は新谷さんや卜部さんが加入して、プリンセス駅伝の少し前ぐらいから合同練習など始め、同じチームなんだなと、その時に実感しました。その後でまとまっていったんですけど、やっぱりスイッチが入るのが遅かった。

今年は3月の合宿から、みんなで話す機会なども設けたりしているので、早い段階からチーム全員で積水化学という仲間意識を持って、やっていけたらと思っています。夏からスイッチを入れていくのだと遅い。トラックシーズンは個々でバラバラですが、チームとしての意識を持って駅伝に向かっていけば、もっと団結力も出ると思っています。

――そうすれば選手個人の考え方も変わってきますよね

「もっと自分が頑張らないと」と思ったり、誰かに頼っちゃいけないなと考えたり、そんな意識も出てくると思う。早い段階からみんなで、”駅伝を勝ちに行くんだ”という雰囲気を作っていきたいと思います。


みんなの声に耳を傾けていく


――主将として、周囲からどんな点を期待されていると思いますか?

年齢がちょうど中間なので、下の子の声や上の人の声をうまく聞いて、小さな不満が大きな問題にならないよう、みんなの声に耳を傾けていくことですかね。仲間割れというほどのものはないですが、チームの雰囲気が悪くなるのは一瞬だと思うので、そういうのを防ぐために微調整を行っていく。そんな存在になっていければいいのかなと、自分では感じています。

――新人に期待することを教えてください

去年は高卒の3人が入ったのもあり、練習で「若手に負けてられない」と上の選手が思ってくれたら、チームの底上げになるだろうと思っていました。

今年の新人は一人。新しく入った選手は、競技にどういう気持ちで取り組んでいるのかを、見せてくれたらと思っています。私は6年目ですが、新人の頃を思い出すと、積極的に何も怖くないという感じでガツガツいけていた。その気持ちを周りのみんなが感じ取って、昔の自分をイメージしたりして、チーム全体の頑張りにつながれば1番いいのかなと思っています。

――従業員の皆さんへのメッセージをお願いします

昨年は駅伝など、現地で応援できない中、色紙や手紙などこれまでと違う形で応援していただきました。目に見えるものをいただいて、どれだけ応援されているのか、改めて感じた一年でもあります。駅伝優勝が1番だと思っていますし、そこまでの過程やレースの結果も大事にして、従業員の皆さんに元気や勇気を届けられたらと思います。

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キャプテンというのは、ひとつの役割でしかありません。
でも、そのポジションについたことで、
様々な人の想い、チーム全体の意思を
汲み取れるようになる。

それはきっと、本当の意味での成長と
言えるのだと思います。

今年も積水化学女子陸上競技部は、
みんなで前進していける。
そう信じて、走り続けます。


文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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