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難病を患うということの大変さ


今日、ニュースを見ていて、大きな衝撃を受けたことがあった.安倍首相が辞任を表明したことである.思想がどうこうとか、そういうのはさておき、難病を患いながらもおよそ7年間、日本のために一国のトップとして、働いた安倍首相にはお疲れ様でした、と言いたい.


難病を患うこと

国指定の難病は沢山ある.安倍首相が高校生の時から患っている、潰瘍性大腸炎も然り.私は1年半前に、原因不明の熱や身体の痛み、唾液・涙などの体液の減少などの症状に悩まされて、医者を渡り歩いた後に、膠原病と診断された.

難病を患う、と言っても、難病を患ってない人から見れば、普段は健康そうじゃん、本当に難病なの?と思うかもしれない.でも、国指定の難病というのは、原因がわからない・治療法が確立されてない・完治するっていうのがわからない、というものなのだ.

寛解と言って、症状が落ち着いて良くなることはある.しかし、完治ではないのだ.ストレス等によって身体の調子が悪くなると、また悪化してしまう.風邪などと違い、薬を処方されて服用すれば、休んでおけば完全に治るようなものではない.

加えて、合併症になるリスクも高い.私の場合は、お酒を飲まなくともタバコを吸わなくとも、肝臓の数値や肺の数値が悪くなることがある.間質性肺炎という難病になるリスクも高い.(これは普通の肺炎と違い、ゆっくりと肺が石化していって、肺の機能が悪くなっていく病気だ.ステロイドなどの薬で治療はするが、あくまでも病気の進行をゆっくりさせるだけで、治るというわけではない.)


普通の生活を送るということ

それだけでも時には辛くて、難しい.毎日通勤電車に乗って会社に行って仕事する.そういうことが普通の人からすれば当たり前、と思っているかもしれないが、私には辛くてできないこともある.

だからこそ、毎日が奇跡で溢れてる.きちんと朝起きて、定時までに会社に行って、仕事をする.その繰り返し.それができることって本当に幸せなんだ、と思う.


難病を患う人でも普通に生きていける社会になってほしい

そう思うからこそ、安倍首相が7年半、国のトップとして、時には批判されながら、体調が辛くてまともに職務ができないこともありながらも、職務に遂行していた、ということは、難病を患っている人からすれば希望だった.

批判する人は多いかもしれないが、そうだとしても難病を抱えて仕事をするのは大変だ.日本が今後どうなっていくかは分からないが、難病を患っている人でも、普通に生きていける社会にどんどんなっていってほしいと思った.


#難病 #潰瘍性大腸炎   #膠原病 #安倍首相 #お疲れ様でした  

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