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鎌倉暮らし日記〈2022〜2023〉

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鎌倉のちょっと古い家に住んでいます。 Cover Photo : Kurumi Hamanaka / Yanaka, Tokyo
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#生活

師走だけどはしらない日記

2023.12.1 金  東京の書店さんまわり。未来都市みたいになった渋谷から三茶にむかうとちゅう…

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あの街の本屋さんに、はじめて書いた本がならんだ日

2023.11.29 水  新宿行きの電車にのる。東京行きの電車は読書時間と決めている。買ったばかり…

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牡蠣南蛮、塩むすび、鍋の残りでつくる朝のおじや

2023.11.9 木  鳩サブレの大きな袋をさげた中年の男の人が、午後の光のなかをむこうから音も…

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森のなかでだけ人は

2023.10.29 日 満月  六十年に一度の洪鐘祭をみに、家から北鎌倉まで歩いた。澄んだ秋空、う…

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夏の頂点

白い龍  鎌倉の海のそばに住んでいる。海まで散歩に行くのが日課だが、大暑を過ぎてからはあ…

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生きてるだけで

2023.6.9 金  大雨。昨日遅かったので起きたら九時半。パートナーの両親がふらっとあそびに…

ありし日のうた

2023.1.31 朝いちで市の健診で清川病院に。朝のすがすがしい江ノ電で、先日今小路ブックストアで買った「あのひと」をテーマにしたそうそうたる顔ぶれの作家たちによる随想集を読む。あのひと、というくらいだからもう会えない人、この世からいなくなってしまった人の話がほとんどで、死に目の話なども多く生きることについてつい考えさせられてしまうのだが、佐野洋子さんの文章はそのようなテーマのもとでも痛快で軽快で、ほんとうにいつなにを読んでもそうで、あんなふうにものを考えられたらな、とふ

千年変わらないものと、百年先の未来

2023.1.10 冷たくなった白ごはんを出汁で温め、椎茸、しめじ、かぶとその葉を入れたおじやに…

東京を歩くときは心のなかでしずかに目を瞑っている

2023.1.5 友人がうちに来てくれて、昼ごはんを食べたあと今年一緒に取り組む作品について話し…