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鎌倉暮らし日記〈2022〜2023〉

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鎌倉のちょっと古い家に住んでいます。 Cover Photo : Kurumi Hamanaka / Yanaka, Tokyo
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#本

あの街の本屋さんに、はじめて書いた本がならんだ日

2023.11.29 水  新宿行きの電車にのる。東京行きの電車は読書時間と決めている。買ったばかり…

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牡蠣南蛮、塩むすび、鍋の残りでつくる朝のおじや

2023.11.9 木  鳩サブレの大きな袋をさげた中年の男の人が、午後の光のなかをむこうから音も…

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地球がまわってる気がした高校生

2023.4.26 水 朝からものすごい雨と風。友人と会う予定がキャンセルになったので、のんびりす…

日記を書くということについて

1944年3月7日火曜日に、14歳のアンネが書いた日記だ。 2年に及ぶ潜伏生活の末にナチスに連行…

一冊の短編集みたいな人生

2023.3.19 大山のとうふ祭りへ。直径4メートルの釜でつくる大山菜という薬草入りの湯豆腐の仙…

寒波の日、鎌倉で

2023.1.29 空気が肌に刺さるように冷たい。関野君と九時半に鎌倉駅に集合して、今年の冬にお…

となりのとなりの町まで、やさしく歩いていく

2022.12.24 昨晩は大量にあった里芋をひたすら剥いて茹でて、つぶしたところにライスミルクと塩、オリーブオイルをいれたポタージュにしたらおいしかった。おとといからパートナーの微熱はさがらず。今朝は粕汁とおじやを作る。冷蔵庫にあったかぼちゃ、ごぼう、だいこん、さつまいも、白味噌がないのでふつうの米味噌。酒粕は足柄のアトリエhaccoさんの。おじやには白菜、セロリ、大根、長ネギに佐渡島の漁師さんからいただいたカニのほぐし身を入れたらぜいたくになった。 昨日から『和泉式部

冬のはじまりと道草時間を愛おしむ、鎌倉暮らしの街歩き

鎌倉に越してきて二度目の冬。住んでいる街のすてきなところを文字にしてみたくて、鎌倉の今を…