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日記〈2024〉

鎌倉暮らし日記、2024年版です。数日分をまとめて公開するため、更新頻度は月に4回程度です。
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記事一覧

散歩道で

2024.10.23(水) 伊勢の帰り足で、名古屋へ。 コインロッカー、おおきなスーツケー…

さりげなくいこう さりげなくだぜ

2024.10.9(水) 雨がやんで、豪風ふく。鼻がぐずぐずになった。キッチンハイターやら…

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山と、むこうに海、畑と原の町

2024.10.2(水) 引越し。Yは、朝一で形成外科。引越しセンターの人は四人きて、先の…

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引越し前夜

2024.9.25(水) 朝ごはんに、中東のビーガン料理。カウンターに、サスペンダーに髭、…

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図書館、スーパー、金子光晴

2024.9.14(土) 金子光晴を読む。ことばの使いかたがとても好き。今までしっている詩…

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秋どこかな

2024.9.6(金) Yがノルウェーなので、ひとり気まま、ほがらかに過ぎる十日間。お腹の…

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すべて愛にまつわる

2024.8.26(月) 朝、海へいった。ウエットスーツでなく、白いTシャツに、赤い短パンをはいた初老の男性が漕ぎだしていった。ボードの上で土下座の体勢になり、背をまるめ、手だけを前後にうごかしてゆっくり、ゆっくり水を掻いた。すぐ沖は凪なのに、波打ち際だけはげしい。立っていると、枝や石が足にあたって、けっこう力がある。パンツの中まで砂まみれになった。 昨日、海と本で『優しい女』という本を買った。お風呂で、ねる前の布団で、一気に読んだ。私が書こうとして書くのをやめた言葉が、

町中華行ったり、書きたい気持ち

2024.8.21(水) 荷物をだす。歯医者で、とれたセメントをつけなおしてもらう。Yの両…

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花があって人がいる

2024.8.14(水) 昼にもち米をたべていたら、銀歯がとれた。昨日メルカリで『ひとりで…

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旅は、旅のあとがほんとうの意味でいい

2024.8.10(土) また佐渡にいる。昨日、新潟駅のそばに泊まった。エントランスで、む…

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雨粒のむこうから囃子がきこえる

2024.6.27(木) メルカリでびわの苗を買ったのがとどく。空いているプランターに、と…

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どれくらいちがうだろう

2024.7.25(木) あせもがでるので、今日、服をきるのをやめた。お腹は冷えるから、パ…

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うそみたい

2024.7.19(金) 庭に、黒茶のおおきな蝶。羽に、白いもようがまだらに浮かぶ。山梨の…

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花火のとなりで月がきれい

2024.7.13(土) 電車が国分寺へ着くとき、いつもおなじことを思う。こんなに人、降りるんだ。お祭りの帰り道みたいに人が、つぎつぎエスカレーターに乗る。改札がどこか、人の背ごしにきょろきょろしないとみつからない。こういうとき、人が魚みたい。おなじほうへ、おなじように、泳いでむかっていく。 駅前は再開発で、きれいになった。たまに来ていたときは、まだ工事中で、今思えば友だちと駅からすぐの定食屋さんにいくのに、遠回りをさせられていたんだった。でも、たのしい遠回りだった。遠回