映画にならない人生を描いた映画が好き
二日間、東京でアルバイトがあった。全然気乗りしないけれど、生活のためにつづけている仕事。
東京へでる時の電車時間はもっぱら読書をする。今回は佐藤正午さんの小説でつい最近映画化もされた「月の満ち欠け」。本屋さんで見つけたときはもうちょっと文学っぽい感じなのかなあって思ったけれど、けっこうエンタメ。ストーリーの展開が早くて、ゆっくりじっくり味わいながら読みすすめるというよりは、美味しいものの早食いみたいな感じで次々ページをめくっていき、気付いたら読み終わってしまった。