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関原 宏昭
2020年2月18日 13:32
現在の設計は、ひとりではできない。複数の人がチームをつくり、力を合わせてプロジェクトに向き合う。 スポーツチームや映画制作等と同様に、ゼネラルマネージャーは構想の具体化に向け、プロジェクトの見立てが重要になる。メンバー編成や技量の見極め、時間のマネジメント等が求められる。 参集されたメンバーは、プロジェクトのアウトラインや経過を聞き、各々でイメージを膨らませる。 出てきたキーワー
2020年2月19日 21:38
チームでのワーキングが進むにつれて、メンバーの性格、長所、短所が見えてくる。 イメージが展開し乗っている時は、どんどん進んでいけば良い。互いのリズムを感じる時は、いい仕事につながっていく。 しかし、課題にぶち当たったり、イメージの枯渇、思考が停滞し始めた時、往々にしてメンバーの動きや悪い所が目につきはじめる。 一つのプロジェクトに集中していると、必ず起こりうる状態である。この時間帯
2020年2月17日 09:42
一人ひとりに生き方がある。同様に建築にも生き方がある。「ここにこんなものがあったらどうだろうか」と、考える人のイメージを汲み取り、具現化していくプロセスは、これから何十年とつながっていく物語を書くようなものである。 過去を知り、今を見つめ、未来を描く。どんな人が集い、誰が関わっていくのか。それによりどのような空間が考えられるのか、仮説をたててみる。舞台となる土地の歴史、しがらみを知っておく