碩学舎note

マーケティング、経営学、会計学、経済学など、大学向け教科書『1から』シリーズを企画出版しています。この碩学舎noteは、授業運営の工夫やコツを共有するコミュニティを目指しています。 https://www.sekigakusha.com/publications/1kara

碩学舎note

マーケティング、経営学、会計学、経済学など、大学向け教科書『1から』シリーズを企画出版しています。この碩学舎noteは、授業運営の工夫やコツを共有するコミュニティを目指しています。 https://www.sekigakusha.com/publications/1kara

    マガジン

    • オンライン授業体験談エッセイ集(碩学舎デジタル教育研究会)

      碩学舎デジタル教育研究会の研究員の皆さんによる大学授業エッセイです。デジタル教科書を使った授業、オンライン授業についてのご自身の経験を語っていただいています。

    • チュートリアル:電子教科書を活用したオンライン授業の展開

      2020年8月30日に実施した碩学舎デジタル教育研究会「チュートリアル:電子教科書を活用したオンライン授業の展開」での発表内容を文字起こしをしたものをまとめたマガジンです。

      • オンライン授業体験談エッセイ集(碩学舎デジタル教育研究会)

      • チュートリアル:電子教科書を活用したオンライン授業の展開

    最近の記事

    学生視点からのデジタル教科書を活用した講義:瀨良兼司先生(京都橘大学)

    はじめに 2020年度から、大学生協の電子書籍システムであるDECS(Digital Education Contents Support)を採用しています。これまでの取り組みについては、以前の投稿で紹介していますので、ご覧いただけますと幸いです。  今回は、2021年前期に実施した完全オンディマンド型の講義についてご紹介します。弊学では、履修者が80名以上になった場合、事前収録による完全オンディマンド型で行う必要がありました。そこで、講義動画は、大学生が馴染みのある動画配信

      • デジタル教科書を活用した反転授業の試み:明神実枝先生(福岡大学)

        デジタル教科書との出会い 私のデジタル教科書との出会いは2019年の夏に開催された碩学舎のFDセミナーでした。4人の先生方がご自身の講義で取り組まれた「デジタル教科書を活用した反転授業」を紹介して下さり、それぞれの先生でやり方は少し異なるのですが、学生は事前に予習し、それを用いて対話型の授業をしておられました。  自分なりに、グループワークなどのアクティブラーニングを取り入れてきたものの、予習を取り入れてはおらず、こういう授業をいつかできたらいいなと思いました。デジタル教科書

        • 大規模オンデマンド授業の学習効果とコピペレポートへの積極的対応:本條晴一郎先生(静岡大学)

          キャンパスをまたがる大規模オンデマンド授業  このnoteでは、静岡大学での「マーケティング論」における取り組みを通して、オンラインでの大規模講義の実践を共有したいと思います。以前、小規模講義での取り組みについて共有したので、より立体的に理解した方は合わせてご参照下さい(「電子教科書を活用したオンライン授業の展開:実践例③ 小規模講義の場合」)。  「マーケティング論」では、デジタル・マーケティングの授業を行っており、教科書として『1からのデジタル・マーケティング』を用いてい

          • デジタル教科書を用いた授業に対する満足度〜fsQCAを用いた探索的研究〜:横山斉理先生(法政大学)

            はじめに 大学における授業のオンライン化・デジタル化をコロナ前から実施していた教員はごく少数で、ほとんどはコロナを機に急遽対応を迫られ四苦八苦しながら授業を提供しました。この時期の大学内部がどれほどバタバタしていたかが明るみに出ることはないと思いますが、それはもう大変でした(思い出したくありません)。この騒動で体調を悪くされた方も多いと思います。     わたしが所属する法政大学も同様で、コロナ対応のために急遽、授業のオンライン化が進められ、2020年4月以降、ほぼ全ての授業

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • オンライン授業体験談エッセイ集(碩学舎デジタル教育研究会)
            碩学舎note
          • チュートリアル:電子教科書を活用したオンライン授業の展開
            碩学舎note

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            学生と教員がともに学ぶデジタル教科書利用法:山本奈央先生(名古屋市立大学)

            2021年春 デジタル教科書導入にあたり教員(私)が考えたこと  新型コロナウイルス感染拡大の影響により、私の所属する大学でも2020年より、オンライン講義が導入された。  私は2019年末から1年強の育児休業に入ったため、2021年4月にはじめてオンライン講義を行うことになった。この時点ではオンライン講義に関する知識もノウハウもほとんどなく、むしろ学生のほうが講義の受け方や課題提出等、オンライン講義に精通しているという状況だった。  休職前からガラッと変わってしまった環境を

            2回のデジタル教科書を用いた授業経験で見えてきたこと:朝岡孝平先生(高知工科大学)

             高知工科大学経済・マネジメント学郡講師の朝岡と申します。  私はこれまで、『1からの消費者行動 第2版』のデジタル版を用いた消費者行動論の講義を2回行いました。高知工科大学の履修者99名の対面授業と、一橋大学の履修者407名のオンデマンド授業です。性質が異なる授業でしたので、この記事では各授業の概要とうまくいった点・改善すべき点をまとめました。 高知工科大学:中規模・対面授業の概要  基本的には教科書に沿った内容解説と教科書への共有コメントへのフィードバックで講義を進め

            デジタル教科書を活用したアクティブラーニング授業の展開:柳到亨先生(和歌山大学)

            授業の概要 私が担当している科目は、商品企画論です。採用した教科書は「1からの商品企画」で、生協システムを活用した授業をしました。受講生は主に2回生・3回生を中心とした150名程度で、月曜日1時限90分授業です。後期(10月―2月)の15回授業を行いました。  皆さんが周知されているように、アクティブラーニングとは、教員による一方的な講義形式とは異なり、受講者の主体的かつ能動的な学習への参加を取り入れた学習方法であります。本稿ではデジタル教科書を活用し、アクティブラーニング授

            コミュニケーション・ツールとしてのデジタル教科書: 藤田健先生(山口大学)

            はじめに デジタル教科書は、「紙媒体の教科書を電子版にしたものだ」と思われることが多いように思う。見た目はたしかにそうなのだが、筆者からすると、さまざまな可能性に開かれた教育ツールに見える。そこで本稿は、デジタル教科書をコミュニケーション・ツールとして捉え、それを活用した筆者の取り組みを紹介したい。 授業中のコミュニケーションの促進授業の進め方を変えたきっかけ  筆者は「商品開発論」(2年生以上の50~100名程度の受講生)を担当している。以前は、商品開発の基礎知識を一方

            大規模オンライン講義の工夫と課題:西春奈先生(岡山商科大学)

            2020年4月以降のオンライン授業の状況 教員3年目の2020年4月,ある程度固まってきたと思われた教材や授業方法をオンラインに対応させるべく,大幅に見直すことになりました。2020年度前期以降,私が担当した授業を下記にまとめました。2020年度前期はオンデマンド型の講義を,後期以降はZoomを併用したハイブリッド型の講義を展開しています。これは,「原則対面授業」という所属大学の基本方針と,諸事情から教室で受講できない学生への配慮です。  今回は,履修者100名以上の大規模

            私がデジタル教科書を採用していない理由:坂田隆文先生(中京大学)

            はじめに 碩学舎デジタル教育研究会の一員としてこのようなタイトルのnoteを書くのには、実は勇気がいりました。そこで、「おいっ坂田、何を書いとんねん」(研究会メンバーは私と違って紳士淑女の集いなのでもっと丁寧なお言葉かとは思いますが)というツッコミもあることを覚悟のうえでこのタイトルを付けた理由から説明したいと思います。  碩学舎デジタル教育研究会とは、デジタル教材を用いた授業運営の工夫やコツを共有あるいは発展させるための知の集合体です。実際、過去の研究会では研究会の目的を「

            デジタル教科書を少人数授業で使うための工夫:北村真琴先生(東京経済大学)

             私は2020年度後期から、デジタル教科書の利用を始めました。初心者につき、少人数授業でしか利用していません。以下では、この1年半の利用方法と所感などをまとめたいと思います。利用アプリは大学生協のVarsityWaveです。 デジタル教科書を少人数授業(主にゼミ)で導入 まずは少人数授業、特にゼミから導入するのがよいという助言を受け、2020年度後期に学部ゼミで「1からのマーケティング分析」で初導入しました。続いて2021年度は、学部ゼミで前期は「1からの消費者行動」、後期

            外国人教員ならではのオンライン授業の悩みと工夫:王怡人先生(琉球大学)

            はじめに このノートは,デジタル教科書を活用した内容ではなく,オンライン授業に関する外国人教員の悩みとやってきた最小限の工夫に関する雑ぱくな感想文です。大した内容ではないのでどうぞご笑覧ください。 「作業効率」と「学習効果」のジレンマ  2020年からの2年間,従来の対面授業からオンライン授業に切り替わることでそれに慣れていない自分にとって最初の1年はかなり苦労しました。  急な方針転換なので,大学と学生の通信環境などの制限により,リアルタイムのリモート授業に参加できない学

            抜粋版デジタル教科書を用いた、反転学習的オンデマンド講義:遠藤明子先生(福島大学)

             このnoteでは、福島大学経済経営学類の専門科目である「マーケティング論」での取り組みをお話したいと思います。これは2年次後期(秋学期)から履修できる選択制の講義科目です。経営学コース(経済学コースとの2コース制)の学生はほぼ全員履修しており、履修者数は例年150名程度です(他学類生も3年次から履修可能)。 抜粋版デジタル教科書とオンデマンド講義の採用理由 この講義では碩学舎の『1からのマーケティング[第4版]』と『1からのデジタル・マーケティング』から私が独自に選んだ章

            「読書ノート」を活用した学生へのフィードバック:西口智美先生(武庫川女子大学)

             皆さん、こんにちは、西口智美と申します。  世界で未知のコロナウイルス感染が発覚してから、これまで当たり前だった生活や日常は大きく変化しました。大学の教育現場も、学生達が学ぶ機会を確保できるよう、オンライン教育とデジタル変革への対応に日々模索しながら、教員と学生が一緒になって乗り切ってきました。教え方や学び方が大きく変化した今、デジタル教科書の導入も新しい時代に合った教育革新の一つだと思います。  私は武庫川女子大学経営学部の1年生を対象に行うオンライン講義でのデジタル教科

            突然オンライン授業がやってきた!:藤井資子先生(熊本県立大学)

            私とデジタル教科書の出会い 私とデジタル教科書との出会いは電撃的なものでした。2020年春頃でしたでしょうか。コロナウィルス感染症の流行により、学校の授業は開店休業状態。事務作業はフル稼働していたように思います。  オンラインで授業をやろうと、弊学で、Microsoft社のteamsが導入されました。最初は、teamsに振り回されて四苦八苦です。出したつもりの課題が出題されていなかったり、出さなかった方の課題が出題されていたり…。  こんなときは、豪快に行くしかありません

            碩学舎デジタル教育研究会:研究員によるエッセイが始まります!

             全国の大学教員の皆さんは、コロナウィルスの流行以来、オンライン授業への対応など、大変な毎日を過ごされたと思います。対面授業を復活させる大学も増えてまいりましたが、大規模講義は依然、録画やライブ配信などで実施するところも多いでしょう。  コロナウィルスは多くの厄災をもたらしましたが、一方で、大学教育という観点から考えると、かつては考えられない授業運営のイノベーションが次々と実現しました。  碩学舎は2020年1月にデジタル教育研究会を設立し、デジタル教科書を使った授業法やオン