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7月半ばの3連休のこと

7月の15〜16日の3連休は、かくもオモチロキことはなし。
というほど、あっという間でした。

、、、他人の不安ごとで。。。←

7月14日のフライデーナイトも終わる頃に、1通のメッセージが。

「彼氏が薬指に指輪してたの、助けて。。。」

は? 何言ってんだ、こいつ。
阿呆だ、阿呆だ、とは思ってたけれど、何言ってるんだろう。←冷たい男

そうは思いつつ、どうしたのかを問うと、彼氏不倫疑惑が浮上。

そんなふうに、迎えた3連休の初日は、メッセージではラチが開かないので、直接、話を聞くことに。

待ち合わせに遅れて来る友人に、もう帰ろうかな。首、突っ込みたくないな。と感じつつ、久々の再会。
とりあえず、レストランで昼食を取りながら、事の次第を聞くと、、、かなり濃厚。かぎりなく黒に近いグレー。

しかも今まで、友人から聞いていた彼に対する不満も、納得できるエビデンスとなり得る。

そして、明日、その彼に会うという。
彼氏の指輪を指摘して、問答の後に別れたのが一昨日。
家にある荷物を渡したいという理由と、問い詰めて真相を知りたいという思いを引き連れて。
しかし、消されるかもしれない。と不安がってる。
じゃあ、会うなよ。荷物も捨てろよ。
とこんこんと説くが、まだ信じてる部分が強そうなので、まあ、変なことにはならないだろうというのと、諦めがつかないまま。というのも良くなかろうと思い、説得を諦めました。

その後、7月末に閉店する生ジュースの喫茶店まで足を伸ばして、バナナセーキとくるみパンのサンドイッチを頂きました。
美味かった。最後に来られて良かった。


7月16日(日)
友人と会う約束があり、東京駅改札構内の日本酒の立ち飲み屋さんに集合。
スタンド席で、利用は30分までと決まっているので、早速、金沢の日本酒を注文。
特に理由はないのですが、米所のお酒は美味しそう。
スッと飲めて、鼻から抜ける醸された香り。
これは、水のように飲めるというやつだ。やばい。

おつまみも頼み、2人で、昼酌。

その後は、上野の夏祭りを探索に行きました。
骨董品市なので、奇怪だったり、風情があるものだったり、実に様々なモノたちを眺めてました。
思わず欲しくなるようなグラスや彫り物もありましたが、家にあるモノと交換する気があるか? と考えると購入には至らなかったです。

しばらく、池の中心の島で、ボーッとしてました。
友人からは結婚後の不満を、私からは昨日の恋愛奇譚の不安を、夏らしい日差しが舞い落ちる蓮の葉の群衆を見ながら、話してました。

不忍池の夕暮れ

夕暮れ時に上野を後にし、綾瀬にあるイチオシのベトナム屋さんでご飯を食べました。
何度来ても、ここのフォーは最高!
お腹いっぱいになったあとは、友人宅のある駅まで一緒に向かいました。
というのも、その駅が、昨日、私に不安の種を蒔いた友人の最寄駅でもあるのです。。。

ということで友人の日用品の買い物を済ませ、家まで見送ると、一緒に駅前のカフェで待ってくれるというので、2人で渦中のコトの成り行きを待つことに。
当人から、まだ彼氏は仕事で現れないと連絡が来たので

もし彼氏と会うなら、私たちのいるカフェに来て話せ。
他人の振りして、様子を見てるから。
心配なら彼氏の車にだけは乗るなよ。

と伝えて、50分後。
彼氏が突然来て、車に乗る流れを断れず、渦中の友人は乗車しました。

嗚呼、、、そうなったか。。。

心配は増しましたが、一緒にカフェに居てくれた友人が、大事件になることはないよ。と言ってくれたので、とりあえず、待つことに。

しばらくして、コンビニの駐車場で車の中で話してる。
という連絡が来たので、遠くに連れて行かれてないなら、まあいいか。
と、ひとまず終電で帰ることにしました。

一日、付き合ってもらった友人にお礼を言い、多少の不安はあるものの、岐路に着く。



深夜を回る頃に、渦中の友人から連絡が来て、帰宅したことと、別れ話は思い出話に変わって気持ち良く別れたことを知りました。

ひとまず、不安の風は立ち去りました。


7月17日(日)
新しいPCが欲しくて、秋葉原に出掛ける予定だったので、傷心してるであろう友人をご飯に誘いました。
ちょうど彼女も憂さ晴らしの買い物に近くまで出て来ていたようなので、秋葉原のPCショップ巡りをした後、喫茶店で昨夜の出来事を聞いてました。
心配するようなことは何もなく、最後は穏やかな、微笑ましいとも言えるような別れる間際の時間を過ごしたようでした。
そういう状況になるのも、彼女の人柄なんだろうな、と感じました。

その後、秋葉原を散歩した後、トルコ料理屋さんに行き、ケバブ丼を食べました。
友人は初めてケバブを食べたようで、「友達にケバブ食ったって言える」とニヤリ顔をしていました。
言われた方の友達は、ケバブと聞いて、ケバブ丼を想像はしないだろうな〜。と思いつつも、肯定の言葉を投げかけました。


今、当人に必要なのは、無駄に傷付いたりしない言葉だろうから。
たとえ、テキトーな会話劇でも。


明日から仕事がんばろ!
の言葉で別れました。


そんな3日間を過ごし、気付いたら、私は歳を重ねていました。

誕生日、忘れてた。。。

帰りにケーキっぽいアイスとノンアルコールビールを買って、1人でお祝いしました。←


そんな、7月半ばの3連休でした。


せきひと

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