コロナ禍で、今思うこと③

残念ながら、緊急事態宣言もあまり効果なく、それよりも緩いまん延防止等重点措置のタイミングも、変異ウイルスの拡散時期に重なり、PCR陽性者急増。

最近、専門家、医療コメンテーターの言っていることには、変化があり、"接触機会を減少させることが重要"から"人流を減らすことが重要"。
感染経路のこともあまり言わなくなっている。これは、不明であったり、家庭内感染が、半数近くを占めているからと思われる。

つまり、実際のところは、"市中感染"が、進行していると推定する。これは、今まで、専門家、行政ともにミスリードであったことになるため、言えないのであろうが、だとすれば、責任は重大。
少し前の厚労省の自粛要請下における送別会での感染拡大報道も、実は、"職場"での感染ではないのか?の疑念がある。
"職場での感染拡大"とすると企業活動も止めなければならないため、経済的ダメージが大きくなり過ぎると容易に想定できるため言えない。
そのため、マスクを外す飲食をターゲットにした。
これも、"夜"を集中的に叩いたが、誰でも思うように、"日中"は、ノーケア。日中の飲食が、会話がない、小さな声の会話でないことは、誰もが、なんとなくわかってる。加えて、ウイルスに夜も朝も昼も関係ないことくらいわかっている。
にもかかわらず、今だに夜の飲食を集中的に叩いている。
国民は、行政、メディアが勝手に思っているほど馬鹿ではない。ネットが発達する前と大きく変化していることを理解していないのは、行政とメディア、政治家くらい。残念ながら、専門家とする方も、"世間"を理解していないようだ。

恐らく、首都圏、大阪圏の陽性者が、期待するほど減少しないのは、"超過密な通勤状態"による伝染によると想像する。それが、職場、学校、家庭などに持ち込まれ、目に見える形になるだけと想像する。

最早、ワクチンと治療薬開発に期待するしかないわけだが、これも絶するほど遅延。
片方、医療体制の整備も進まないし、療養施設として確保したとされるホテル等の使用率は、上がらず自宅待機療養者が急増して、突っ込まれると、空きは、"イコール使用可能ではない"とする。
一般的には、"確保されている"とは言えないし、言わない。
こうした、虚偽とまでは言わないが、誤魔化しが、国民の意識、認識レベルと大きく乖離して、呆れられていることを行政もメディアも理解すべき。
PCR陽性者=感染者ではないことを国民の多くは、一年前に既に知っているが、未だに感染者として数で騒ぎ続けている。
既に大阪を中心に医療体制崩壊が、進行し始めてしまったが、国民に自粛を求めながら、最も重要なことは、今でも医療体制整備で、その重要性は、極限まで高まっている。
隔離政策を上手く回そうとした極早期の対策をステージが大きく変化しても、保身のためか一向に変えようとしない行政、メディアの伝えることで、国民に響くことは無くなってしまっている。
重ねるが、ワクチン入手がままならない状況改善が、目に見えない限り、医療崩壊に歯止めを掛けなければ、壊滅的な悲劇が起きると危惧する。

経済界もダンマリを続けないで、社員の半数をテレワークにするなどして、生産性向上のきっかけにすべきであると考える。

沸き上がる想いは、まだまだあるが、今回は、これくらいで。

 #新型コロナ

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