見出し画像

【ガチ面接】元博報堂社員が直伝!地方学生が面接を突破するコツとは?【面接の基礎・ガクチカ編】

スクリーンショット (2982)

都心との物理的距離があるため、一般的に就活に不利と言われる地方の就活生。しかし、地方就活生だからこそ企業にアピールできることも!地方就活生だからこそ存在するメリットとは!?

今回のnoteでは地方就活生が面接を突破するコツについてまとめました。地方就活生以外にも参考になる内容なので、ぜひ最後の(おわり)まで読んでください。

■はじめに:面接3つのポイント
重要なポイントは3つです。
①落とし穴を作る
②就活=恋愛
③本気度を伝える

では順番に解説していきます。

ポイント①:落とし穴を作る

画像13

質問です。

面接官は1日に数十人の就活生を見て、1人1人を覚えられると思いますか?

答えはNo。

面接官が唯一覚えているのは、「こいつ、こんなやつだったな」という一言二言だけなのです。

朝の9時から夕方5時まで面接をしていて、就活生全員を覚えていることは、ありえません。

そこで重要になるのが、《落とし穴を作ること》です。

スクリーンショット (2985)

落とし穴を作る=質問をしたくなる要素を入れる。

人間は、《質問→回答→納得》の手順を踏むと、その事象が記憶に定着しやすくなります。

面接官も人間なので、自分が能動的に質問をしたくなった就活生のことは覚えています。
1日数十人いる就活生の中で、記憶に残る存在になるために落とし穴を作りましょう。

ポイント②:就活=恋愛。面接官(会社)を口説き落とそう!!

スクリーンショット (3592)

就活に成功したければ、恋愛を思い浮かべてください。

もしあなたが3人に告白するとして、コピペでは口説くことはできません。

例えば恋愛でいうと...

《過去:思い出》過去のデートが良い思い出だった
《現在:今の武器》今あなたを愛しています。幸せにできます。
《未来:将来像》あなたと共にこんな未来を歩みたい

このように、【具体性】かつ【過去・現在・未来 と一貫性】のあるアピールで口説くのです。

スクリーンショット (2990)

ガクチカ・自己PR・志望動機に一貫性が必要です。

好きな人にも、好きな企業にも、一貫性のあるアピールをしましょう。

ポイント③:本気度を伝える

スクリーンショット (3593)

地方就活生は不利だと思いますか?

答えはNo。

実は地方就活生という立場が有利に働きます。
どういうことでしょうか?

スクリーンショット (1315)

地方就活生は、都内の就活生よりもお金・時間が余分にかかります。
そんな状況でも《社員さんとコミュニケーションを取ろうとしたこと》が伝われば、本気度が伝わります。

各種SNSを用いて積極的に社員さんにメッセージを送りましょう。オンラインでもオフラインでもいいので社員訪問をしよう。その成果を面接官に伝えましょう。

■メッセージの送り方

メッセージを社員さんに送信しても返事が来ないことが...?
なぜでしょうか?

2つの理由があります。

1. メッセージの内容が悪い

・本気度が伝わらない
・文章力がない
・絡むとやばそうな雰囲気がする

社会人からすると、これらの理由でメッセージを返信しない場合があります。読み返して工夫したり、周りの人に文面を読んでもらって失礼ではないかどうか?を確認してもらおう。

2. 若者を大切にしていない会社である

良いメッセージを送信しているにも関わらず返信がない企業は、若者を大切にしない企業です。

学生のみなさん、そんな会社に入社して幸せですか?

そんな企業はこちらからお断りしましょう。

スクリーンショット (3594)

2つ目の理由でメッセージが返ってこない場合は、むしろそれをフィルターとして利用しよう。志望企業から排除しよう。

◇◆◇

メッセージを送った場合、以下3つのいずれかの結果になります。

・社員さんとやりとりができる
・自分のメッセージを見直せる
・志望企業の絞り込みができる

まとめると、メッセージを送って損することはありません。お金はかからない。行きたい企業の社員さんにはどんどんメッセージを送りましょう。

スクリーンショット (3595)

オンラインで連絡をとれる世の中になっています。この流れは地方就活生にとって有利です。各種SNSをフルに使って就活しましょう。

■面接【ガクチカ】

今回は地方就活生の木村さんのガクチカを実際に添削します。

スクリーンショット (3599)

Q. 30秒程度で学生時代頑張ったことを教えてください。

スクリーンショット (1415)

A. 私が学生時代力を入れたことは...(詳細はYouTubeをご覧ください)

スクリーンショット (1420)
スクリーンショット (1424)

■結果は…

スクリーンショット (1497)

■面接フィードバック

木村さんのガクチカを踏まえて、3つの重要なポイントを解説します。

・簡潔で質問したくなるような話し方
・数字・固有名詞を使って具体的に
・目的を最初に語ろう

1. 簡潔で質問したくなるような話し方

木村さんのガクチカは、63秒間と長く、抽象的な内容でした。

スクリーンショット (1505)

しかも質問をしたくなる落とし穴もありません。

スクリーンショット (1510)

これでは就活生の相手を1日中している面接官には忘れられます。

スクリーンショット (1513)

簡潔で具体的な話し方をしましょう。就活だけでなく、一生役立つスキルです。

2. 数字・固有名詞を使って具体的に!

木村さんのガクチカには、数字・固有名詞が出てきておらず、抽象的な内容でした。

スクリーンショット (1527)

これでは疲れている面接官の記憶に残りません。

スクリーンショット (1541)

・元々の参加率 / 人数はどのくらいか?
・自分自身のアクションで参加率 / 人数がどれくらいになったのか?

具体的な数値を用いて話しましょう。数字がなければ初対面の人には伝わりません。

数字で表せない結果についてガクチカで話したい人もいると思います(部活での大会優勝など)。そんな人は、「◎◎大会で優秀賞を受賞。」のように固有名詞を出そう。

3. 目的を最初に語ろう!

木村さんのガクチカを簡潔にまとめると、「1位を目指して工夫した結果、1位を取れた話」です。しかし最初に目標を提示していないため、面接官は話についていけません。

それを防ぐためには、最初に明確な目標を示すのです。

スクリーンショット (1549)

木村さんの場合であれば、

「△△大会で1位を取りたい。そのためには参加率が低いことが課題だと感じた。だから参加率を上げるための施策を行った。そして参加率が○○から●●に上がり、△△大会で1位をとることができた。」

といった流れにすることが望ましいです。

スクリーンショット (1579)

仕事では、有限なリソースを用いた目標達成が求められます。そのためには最初に目標を立て、そこから逆算していつまでに何を達成するかを考えます。

目標を最初に話さないと、逆算能力がない(仕事が出来ない)と思われます。目標から逆算していく話し方の方が「頭が良い」印象を与えられます。

・原因の抽出

原因の洗い出しが不十分です。

スクリーンショット (3600)

「1位を取るために参加率を上げることが必要だ」と述べていて、他の原因を考慮していませんでした。その他にも、グラウンド整備・OBからの支援不足・コーチ...などが原因かもしれません。

いきなり「参加率が低いから1位になれていない!」と述べるのはNG。課題を洗い出し、なぜここが課題だと思ったのかについて触れると良いガクチカになります。

(おわり)

▼自己PR・志望動機編はこちら

▼地方学生の就活お悩み解決!


⬇下にスクロールすると《音声📣》が流れます。


▼本編はコチラ

▼ESの極意

▼面接の極意

▼ESの極意(note)

▼面接の極意(note)

▼『しゅんダイアリー就活チャンネル』出演リストはコチラ

しゅんダイアリーwithセカニチ

▼Twitter(就活の攻略法)のフォローお願いします!


全力で有益なことを発信し続けます。