世界三大波濤

"世界には3つの代表的な波濤があります。波濤とは激しく押し寄せる波のことを言います。

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留萌沿岸

世界三大波濤の1つが留萌沿岸にあります。留萌では秋から冬に掛けて激しい波が押し寄せ、大観光地となります。留萌の波濤が非常に有名なのは、季節風による影響が大きいからとされます。

北西方向の卓越した季節風と、風雪が組み合わさることによって、まるで日本ではないかのような衝撃的な風景が広がります。

留萌開発部のデータによると、大正9年には最大波高7.6m、最大波長106mを記録しています。これは日本だけでなく、世界的に見ても極めてまれな大記録と言えます。

マドラス

三大波濤の2つ目はマドラスです。マドラスはインドにある港であり、インド湾から押し寄せる海が大きな特徴となっています。

歴史的に見てもインドの近辺は厳しい海域となっており、大航海時代には数多の船がこの海域を超えられないこともありました。

航海技術の向上した現代ではマドラスの港といえども、航海の妨げにはなりません。しかし、その自然の雄大さを十分に感じられるスポットとして、観光客からの人気があります。

インドへの旅行をした際には一度訪れることをお勧めします。

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ウィック

3つ目はウィック(英語版)です。ウィック(英語版)はスコットランドにある港であり、欧州屈指の波が訪れる場所として知られています。
冬場になると海の一部が凍るので波は弱くなります。

ウィック(英語版)の波濤が激しくなるのは夏です。夏になると季節風によって勢いづけられた波がウィック(英語版)の港に到来し、観光地としての魅力を発揮します。

激しい風景が見られる時期は限られていますが、そのタイミングを狙って訪れる方も多いです。欧州旅行のクライマックスとしての人気もあります。

スコットランドにあるのでロンドンを訪れた後に、ウィック(英語版)に寄るという過ごし方も出来ます。世界三大波濤はいずれも有名なスポットであり、旅行先に選択されることも珍しくありません。"

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