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世界一大きい氷底湖

世界一大きい氷底湖はボストーク湖と呼ばれています。ボストーク湖は南極点から1700㎞以上離れたところにある、ロシアの近くの氷底下4㎞に位置している巨大な湖です。

湖の大きさは幅が約50㎞で総面積は1万4,000平方キロメートルです。発見されたのは1960年頃ですが、1500万年以上前から存在していたという説もあります。

アイスレーダーと呼ばれる高度な機器を搭載した航空機の調査で、存在が確認されました。しかし、1998年までの間、氷底4㎞という場所にあるこの湖は採掘することが出来ませんでした。

1998年にアメリカやロシア、フランスの3ヶ国が行った共同の調査で当時の技術のすべてを使い、3,628m下の氷のサンプルを採取することに成功しました。

地上では異なる新種のバクテリアがいる可能性もあり、現在も調査が進められていますが、まだまだ謎に包まれていることが多い湖です。今後も各国の研究機関の調査に注目だと言えます。

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